「私はオバサン」20代女性に“自称BBA”が増えているワケ4
●ハンデのあるBBAルールがうらやましい
若いんだから、恋も美容も順調で当たり前! のはずなのに、恋が実らなかったり、ダイエットに失敗したり。若さというアドバンテージがありながらいろいろうまくいかないと、かなりツライのだろうと思います。
その点、「年のせいか代謝が落ちてヤセないの!」とか「BBAだから合コンにも誘われない」とかいって、「BBAゆえ成果が出ずともやむなし」のスタンスが取れるって、うらやましすぎるのです。
●BBAたち、吹っ切れてて楽しそう
深田恭子さんや篠原涼子さんら、チャーミングなアラサー、アラフォーが主役のドラマが流行るなど、“イタ可愛い大人女子”が人気を博しています。BBA(大人)ゆえ、吹っ切れた魅力を醸す女性に憧れを抱く人も多そう。若いと、「もっとピュアに! もっと全力で!」と追い立てられて、疲れてしまうのかもしれません。
●BBA界では、まだ新人だから
いくら「BBAです~」などとうたってみても、世間的に20代はまだヒヨッ子。強引に割り入ろうが、BBA界ではルーキーです。あえて先輩たちの中に身を置くことで、己の若さを実感したり、大人ならではの気の抜き方を学んだり。本当はまだまだ“若者枠”でがんばりたいから、ひとときBBAぶってみるのでしょう。
SNSで「もうBBAだから~」「おばちゃん、怒っちゃうよ!」などと、ことさらBBAっぷりを強調する20代女子がいたら、よく観察してみてください。そのわりにおしゃれなネイルとか、話題のレストランで楽しむさまが、インスタに上がっているはずです。
“フライングBBA”は、生きづらい20代をなんとか生き抜くための生活の知恵。つかのまBBA気分で息を抜いたら、本当の大人になる日まで、またがんばってほしいものです。
<TEXT/みきーる>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
【みきーる】
ジャニヲタ・エバンジェリスト。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『ジャニヲタあるある』(アスペクト)『ひみつのジャニヲタ』(青春出版社)他。Twitterアカウント:@mikiru。公式ブログ『俯瞰! ジャニヲタ百景』
みきーる
ジャニヲタ・エバンジェリスト。メンタルケアカウンセラーⓇ。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『ジャニ活を100倍楽しむ本!』(青春出版社)『「戦力外女子」の生きる道』他。Twitterアカウント:@mikiru、公式ブログ:『ジャニヲタ刑事!』
1
2
『ジャニヲタあるある+(プラス)』 ジャニヲタ歴20年超の著者が、長年のヲタ活動を経て体験してきた「コンサートあるある」「テレビあるある」などを描き出します。 |