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ショーンKは30分で“元の顔”に戻せる!?高須院長が語る、男の“お直し”事情

ノムさんもお直し済み。男性患者は増えた?

――「美容整形したい!」という男性は増えているんでしょうか。 「クリニックに来る患者さんの男女比率はあまり変わっていません。ただ、昔に比べると、“男性の下半身”の手術(大きくする、皮をむく)が少なくなって、その分、“顔”を整えたい人が増えている印象があるね。『鼻を高くしてほしい』『あごを作ってほしい』という要望が多い。  要は平べったい顔はイヤで、アメリカ人みたいな顔になりたいんだね」 ――「奥さんや恋人に“やってこい”と言われて……」みたいな男性も、結構いたりするものですか? 「奥さんがシミやシワをとって、“良かったから”と、夫を連れてくるケースは結構ありますよ。サッチー(野村沙知代)はまさに、そのパターン。サッチーが先に施術を受けて、その後、野村克也監督(現野球評論家)がやってきましたよ」 ――野村監督も美容整形の経験者ですか!? 「野球選手って仕事柄、紫外線を大量に浴びるから、年をとるとみんな、肌がシミだらけになっちゃうんですよ。野村監督は年の割に肌がきれいでしょ? あれはちゃんとお手入れしているから。  美容整形にも2種類あって、年をとらないための美容整形は、保険がきかない老人医療みたいなもの。  第一、ショーンKにしても、仮にヒアルロン酸を注射しただけだったら、プチ整形の範疇ですしね。ヒアルロン酸分解酵素を注射すれば、30分もすれば元の顔に戻る。もともとは“立体メイク”と呼ばれていたぐらい、カジュアルなものなんだから、『整形だ!』と騒ぎたてなくてもいいのに、と思うけどね」
高須院長

高須院長

――ちょっと鼻を高くしたぐらいで、ガタガタ騒ぐなと。 「そうそう。ちょっと彫りを深くしたり、若返ったりするぐらいの施術を受けてる人はたくさんいますよ。日本は美容整形の最先端ですから。資産家のおじいさん同士で集まると、『シワなくなったな』『いい医者がいるんだよ』と情報交換で盛り上がるし、選挙前は政治家の先生たちが、こぞって美容整形クリニックにやってきますよ。  誰もヨボヨボの年寄りに、投票しようと思わないでしょ? 衰えると票が逃げるから、あの人たちにとって、若さを保つのは死活問題なんです」  高須院長によると、社会人が整形デビューを果たすベストタイミングは「転職活動中」。まとまった時間がとりやすい上、新しい会社の人は、以前の顔を知らないのでバレづらいそう。では、どんなクリニックに行けばいいの? 次回は「美容整形クリニックの騙しの手口」について、高須院長が語ります。 【高須克弥氏・プロフィール】 1945年生まれ、医学博士。高須クリニック院長(http://www.takasu.co.jp/)で美容外科の第一人者。最新の美容技術を、自ら試して普及することでも有名。『その健康法では「早死に」する!』『最新版 シミ・しわ・たるみを自分で治す本』など著書多数。高須院長Twitterアカウント @yes_jinsei <TEXT/島影真奈美>
高須克弥
【プロフィール】 1945年生まれ、医学博士。高須クリニック院長で美容外科の第一人者。最新の美容技術を、自ら試して普及することでも有名。近著は『ダーリンは71歳 高須帝国より愛をこめて』、『炎上上等』、続編で最新刊の『大炎上』など
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