美容院には行くけれど、エステやネイルは未体験というお母様も多いです。女性として興味はあっても、「私みたいな年代の者が……」と尻込みしてしまうそう。美容系って、乗り遅れると一人で踏み出すのは勇気がいるもの。
最近は単発で“母の日プラン”を設けているエステも多いので、一緒に行って“女子気分”を満喫してはいかがでしょう? ちょっとズレますが、イメージとしては、モジモジする後輩を先輩がキャバクラに連れてってあげる、みたいな感じでしょうか。未知の世界へママを誘ってあげましょう。
「お母さんと過ごしたいけど、仕事でなかなか会えない」なら、商品券を贈るのも悪くありません。大切なのは、現金でなく金券であること。
「いくらお祝いでも、娘から現金をもらうのは気が引ける」というお母様は少なくないですし、現金だと、いつの間にか家族の買い物の補填に遣っていたりするからです。
お母様のよく行くデパートの商品券や、読書好きの方なら図書カードなんかもいいですね。お母様が気がねなく好きなものに使える金券も、ぜひ候補にしてみてください。
実は、かなり高評価なのがこの作戦です。「男性キャストって……レンタル彼氏でも雇えってこと!?」と思われるかもしれませんが、もうちょい身近な男性をアテンドしましょう。すなわち、あなたの男兄弟、彼氏、ダンナといった人たちです。
この人たちにちょっとこざっぱりした格好をさせ、あなたが用意したプレゼントを渡してもらいつつ、30分ばかり2人でお茶でも飲んでもらう。この「息子とデート」っぽい企画は意外とウケがいいのです。「兄弟とかいねぇよ」という場合は、一緒にお母様の好きな俳優の舞台や、ジャニーズとか見に行きましょう。
――いかがでしょうか? 娘が贈ってくれるものなら、たとえ言葉だけでもお母様は嬉しいはず。でも、たまには彼女が「女性としての自分」を心置きなく楽しめるギフトで、もてなしてみるのも悪くありません。母の日に、お母様の笑顔が見られるといいですね。
<TEXT/みきーる>
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【みきーる】
ジャニヲタ・エバンジェリスト。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『
ジャニヲタあるある』(アスペクト)『
ひみつのジャニヲタ』(青春出版社)他。Twitterアカウント:
@mikiru。
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