「冷しゃぶ」作りに氷水NG!肉が固くならない意外なワザ
シンプルメニューこそ、難しい。
夏に食べたくなるヘルシー肉料理と言えば、「冷しゃぶ」。しゃぶしゃぶなんだから、誰が作っても同じ・・・肉をゆでて冷やすだけ…タレは市販で…などと思いきや、実際作ってみると、肉が固い、味がイマイチだったなんてことはありませんか?
そうです、冷しゃぶって、簡単そうに見えて意外と難しいメニューかもしれません。
そこで今回は、ちょっとだけ意識すればプロの味! 冷しゃぶをグーンとおいしく仕上げるコツ3つをご紹介します。
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お肉の部位は、ヘルシーさにこだわるなら「もも・ロース」、旨味にこだわるなら「肩ロース」、脂身好きなら「バラ」とご自由に。ただし、どんな部位でも大事なのは、「肉の下準備」。肉繊維のボソボソパサパサ感が出ないよう、しゃぶしゃぶする前に、ごく少量の片栗粉をまとわせましょう。
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ポイントは、たくさん付け過ぎないこと。皿に片栗粉をうすく広げ、その上にスライス肉を軽くポンポンと置く程度がベストです。このひと手間によって、ツルンとのどごし良い食感に仕上がります。
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肉のたんぱく質は65度以上になるとかたまりはじめるため、お湯が沸騰した鍋でしゃぶしゃぶするのは絶対にNG。「お湯が沸騰→火を止める→肉2~3枚をしゃぶしゃぶ」を繰り返しましょう。
赤色レア感がなくなったらしゃぶしゃぶは完了ですが、冷やし過ぎは、肉質・脂身を固めてしまうので厳禁。そうです、取り出したお肉は氷水ではなく、常温の水に放ちましょう。
また、水に少々塩を加えるのもワザの一つ。全体にほんのり塩味がつき、タレとの馴染みも良くなります。

コツ(1)ほんの少しの「片栗粉」をまとわせる


コツ(2)沸騰湯でゆでる、氷水で冷やすはNG


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