ジャニヲタ激震!チケット転売封じ“本人確認”にビビる!
<ジャニヲタ歴20年・みきーるのJ-ウォッチ>
「私たちは音楽の未来を奪うチケットの高額転売に反対します」――。
8月23日、日本音楽制作者連盟、日本音楽事業者協会ら業界団体が、チケットの高額転売に反対する声明を出しました。
声明に賛同するアーティストの中には、嵐らジャニーズのタレントたちも名を連ねています。これを受けて、中島健人さん(Sexy Zone)のコンサートでは、一部の座席に「本人確認」を実施する旨の貼り紙がされ、ファンを大いにビビらせました。
胸躍らせて入った会場で、不幸の貼り紙に出迎えられるとは、なんたるデスゲーム。たとえ後ろ暗いことがなくとも、気分のいいものではありません。
そもそも、チケットの転売はなぜ起きてしまうのでしょうか? その事情をつまびらかにせずに、本件を語ることはできません。
特に問題なのは、金儲けのための高額転売と、なんらかの事情による譲渡がひとまとめに扱われ、明確な指針もないこと。
また、大きな問題のひとつとして、「明らかに価値が異なる席が、同価格で売られている」という点も挙げられます。
ジャニーズのコンサートでは、ステージ至近の最前席でも、2階後方の遠方席、あるいは立見席でも価格は同じ。同料金でファーストクラスとエコノミーがいっしょくたに売られている感じです。
これが、オペラや格闘技など他興行であれば、SS席とか特別リングサイドとか、予算に見合った席が用意されていて、前で見たい人は多めに代金を払って希望のチケットを買うことができます。

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『ジャニヲタあるある+(プラス)』 ジャニヲタ歴20年超の著者が、長年のヲタ活動を経て体験してきた「コンサートあるある」「テレビあるある」などを描き出します。 ![]() |