坂口杏里、AV出演はまだラッキー。地獄はこれから始まる【AV研究家に聞く】
連日メディアを賑わせている坂口杏里(25歳)のAVデビュー。芸能人専門レーベル「MUTEKI」から「ANRI」名義で10月1日に発売されることが決定しています。
女優・坂口良子の娘として一時はバラエティ番組で活躍していた杏里が、ホストにハマッて借金を作り、ヘアヌード写真集にAV出演まで。メディアでは、「AVに出るほど転落した」と見る反応がほとんどです。
ところが、「このご時世にAVデビューできてラッキーなんじゃないですか」と言うのは、アダルトメディア研究家の安田理央さん。この20年来のAV業界を知りつくしている安田さんに、坂口杏里騒動について話を聞きました。
インターネットでいくらでも無料動画が見られるいま、AVはどんどん売れなくなっています。そこに超絶かわいいAV女優がひしめいて、「めったな人ではAV女優として売れない」時代だそう。
「いまAVは、1万本売れるのが、年に数本だけだと思います。元芸能人でも、売れているのはたかしょー(高橋しょう子)とか三上悠亜みたいな、よほど若くて可愛い子だけなんですよ。話題性だけの坂口杏里は厳しいんじゃないかなぁ。
芸能人ものに限らず、一般にAV女優は1本目しか売れない。あとは落ちていくだけなんです」(安田さん、以下同)
『週刊新潮』9/29号がAV関係者の話として報じたのは、「MUTEKIが制作費として1億3000万円を出し、坂口杏里のギャラは3000万円」という説。でも、そんなにAVが売れないなら、これじゃ赤字では?
「本当にそんなに払っているなら、話題になってレーベルの宣伝になる、という“宣伝費”かもしれないですね。1本目は話題性で売れたとしても、その後は厳しいでしょうから」
だとすれば、話題性でAVメーカーがお金を出した坂口杏里はラッキー、という見方もできるわけです。
もし1本売れても、あとは落ちていくだけ
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