パンにはバターよりピーナッツバター!実は美容食のピーナッツバター活用術
3つの誤解、正しましょう。
こんがり焼いたトーストに「ピーナッツバター」。コレ、おいしいけどカラダに悪そう…だなんて思っていませんか? ピーナッツバターの3大悪イメージは、①甘い②バター成分がたっぷり③太りそう、というもの。しかし、これは大大大誤解!
そこで今回は、「ピーナッツバター」を正しく知ろうというお話。真のピーナッツバターを適度に食べることは、美容にとっても良かったのです!
「ピーナッツバター」とは、水分を限りなく除いた炒りピーナッツを、すりつぶして練ったもの。ピーナッツに含まれる油分の特性により、濃厚でかためのペースト状になっています。そうです、乳製品の「バター」は一切入っていないのです。
市販のものは、風味などを向上させるためにごく少量の食塩・砂糖・油脂を加えている場合がありますが、塩分はもちろんのこと、砂糖の甘味はほとんどありません。また、余計な添加物や保存料は含まれていません。
期待される栄養効果についてですが、知っておくべきポイントは、以下3つ。
①50%以上が良質なアブラ
オレイン酸・リノール酸といった不飽和脂肪酸が豊富に含まれるため、血中の中性脂肪や悪玉コレステロールを下げ、生活習慣病を予防する効果があると言われている。つまり、健康により脂質をたっぷり含んでいるということ。また、バターと違い、コレステロールはゼロ。
②たんぱく質、食物繊維、ビタミンEが豊富
便秘予防や美肌作りなど、アンチエイジングや美容対策として活躍が期待できる。また、血糖値が上がりにくい食材(GI値15)なので、ダイエット中に適量をパンに塗って食べると、太りにくくなる。
③大さじ1杯が約100kcal
バターなど、他の油脂類とだいたい同じ。大さじ1を限度として食べたい。
そうです、大さじ1杯のピーナッツバターは、アンチエイジングな美容食になるということ!
それでは次に、どこで売っているのか? というお話。世界的に最も有名なピーナッツバターと言えば、スキッピィでしょう。最近では、日本のスーパーでもカンタンに手に入れることができます。
粒入りタイプとクリーミータイプがあり、カロリーを含む栄養成分はほぼ同じ。ハチミツが入った甘いタイプの商品もありますが、スタンダード品は甘くないため、海外では胡麻ペーストのように使われることもあるそうです。

「バター」なんて入っていない美容食材だった


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