安いマグロが、本マグロ級に変身! 驚きの“漬けタレ”レシピ
安いマグロが、大変身。
マグロの刺し身が食べたいけれど、本マグロは高くて…、ということはありませんか? そして、ビンチョウ、メバチ、キハダなどの味そこそこな「庶民派マグロ」に妥協してしまうことも。うーん、どうにかして安いマグロをおいしく変身させたいものです。
そこで今回は、リーズナブルなマグロを、ちょっとの工夫で高級マグロの味わいに近づけてしまおうという試み。料理に不可能なし! 圧倒的においしくなる「漬けタレ」の作り方をご紹介します。
おいしくするコツは、「漬けタレ」にあり。つまり、安マグロの弱点をタレで補う作戦です。まず、安マグロに共通して足りないのが、(1)旨み(2)コク(3)風味。また、部位によってパサパサしたり、水っぽかったりと、(4)口当たりの悪さが気になるところ。
これらのウィークポイントをすんなりカバーしてくれる便利調味料こそが、「ごま油」と「メープルシロップ」なのです。

ハワイで大人気の刺身料理「ポキ」にも、味付けのポイントとしてごま油が使われていたりと、その実力は海を超えるレベル。パサパサとした食感をトロリとまろやかにしながら、ごまが持つ旨みとコクをプラスしてくれます。
メープルシロップとは、楓(カエデ)の樹液を煮詰めた天然甘味料のこと。パンケーキにかけるイメージが強くて、首をかしげるかもしれませんが、実は和食を作るのに超万能。他の調味料が持ち得ない複雑なフレーバー・アロマを持ち、生魚の臭みを消しながら、旨味やコクを引き出してくれます。
この2つ、普段使わない調味料だとしても、1度そろえればかなりの回数使えるため、マグロをおいしく食べるためだけに買っても、決して損はないでしょう。それではレシピのご紹介です。
【材料(2~3人分)】
⇒【写真】はコチラ https://joshi-spa.jp/?attachment_id=660007
マグロ 1柵
ごま油 大さじ1
メープルシロップ 小さじ1~大さじ1
しょうゆ 大さじ1
※マグロは安価な切り落としで十分。その場合は1パックが目安。
※メープルシロップの量は好みで調整を。まろやかで甘めが好みであれば大さじ1、さっぱりが良ければ小さじ1。
※タレは倍量作った方が漬け込みやすい。

安マグロに足りないのは、旨み・コク・風味

刺し身に油???
えええっ!? あまーいメープル???

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