『カルテット』松&クドカン夫婦の破局理由「愛してるけど、好きじゃない」ってどういうこと?
<みきーるの女子マインド学>
ドラマ「カルテット」で、松たか子さん、宮藤官九郎さん演じる“巻真紀・幹生夫婦”の破局理由が話題になっています。
夫が妻の元を去ったのは、「愛しているけど、好きじゃない」から。
でも、これってどういうことなんでしょう?
理由は、彼らが同じものだと思っていた“結婚”が、まるで別物だったことにあります。
夫は、結婚してもときめきを忘れない“恋人婚”を求め、妻は情でつながった“家族婚”をよしとして、ふたりの気持ちはどんどんズレていく――。
このズレは、お互いが根っから持つ“気質”に起因していますから、「自分が合わせればいい」といった付け焼き刃で対処しても、やがて歪(ゆが)みが出るのです。
“結婚”と簡単に言いますが、あなたなら恋人婚と家族婚、どちらが自分にしっくりくると思いますか?
ドラマで象徴的だったシーンを抜き出して見てみましょう。
恋人婚)多少寒くても、素敵なカフェに出かけたい。
家族婚)わざわざ出かけずとも、家で安売りのコーヒーを飲めばいい。
恋人婚)結婚しても、趣味や仕事を続けて輝いてほしい。
家族婚)所帯じみたとしても、がんばって働くより家にいたい。
恋人婚)好きな映画を一緒に楽しみたい。
家族婚)凝った映画を観るより、まったりくつろぎたい。
恋人婚)勝手に唐揚げにレモンをかけないでほしい。
家族婚)唐揚げにはレモンかけちゃう!(嫌いかも? とか思ってもみない)
妻は思い出の品を無頓着に扱ったり、小さな気遣いをしなかったりして、急速に恋人成分を失くしていきます。外に出ないから話題も近所の人やテレビのことばかりになり、“おばさん”化は増すばかり。
でも悪いことをしたわけではないから彼女を責めることもできず、夫は苦しむのです。
ジャニヲタ・エバンジェリスト。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『ジャニヲタあるある』(アスペクト)『ひみつのジャニヲタ』(青春出版社)他。Twitterアカウント:@mikiru。公式ブログ『俯瞰! ジャニヲタ百景』
ときめきを忘れない“恋人婚”/情でつながった“家族婚”
『カルテット』に見る結婚観のズレのあらわれ
この夫婦にどんな未来が待つのか、まだわかりません。 ただ、「今年こそ結婚したーい!」というあなたは、自分が求める結婚がどちらのタイプに寄っているのか、よく考えておくことをお勧めします。そして、求めるものが近い男性とご縁があるといいですね。 らしくない結婚生活は、低温やけどのようにジワジワきいてきますから……! <TEXT/みきーる> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【みきーる】【今夜第6話放送!】
— 【公式】火曜ドラマ『カルテット』2/28 (@quartet_tbs) 2017年2月21日
巻幹生役・宮藤官九郎さんが放送30分前をお知らせします。
先週放送の第5話ラストでついに登場した真紀の夫、幹生。彼はなぜ失踪したのか・・・真相が明らかに!!#TBS #カルテット #松たか子 #満島ひかり #高橋一生 #松田龍平 #宮藤官九郎 #坂元裕二 pic.twitter.com/Bja57cPmzn

みきーる
ジャニヲタ・エバンジェリスト。メンタルケアカウンセラーⓇ。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『ジャニ活を100倍楽しむ本!』(青春出版社)『「戦力外女子」の生きる道』他。Twitterアカウント:@mikiru、公式ブログ:『ジャニヲタ刑事!』
|
『大人のSMAP論』 2016年12月31日、とうとうSMAPが解散する。「SMAP解散」のニュースはNHKで速報として流され、解散報道を受けての「謝罪生会見」は瞬間最高37%超の視聴率を記録。一アイドルグループの解散が国民的関心事となる“異常事態”となった。ジャニーズの“落ちこぼれ”といわれたグループは、なぜ「国民的アイドル」になり得たのか?気鋭の評論家・速水健朗氏、偏執的なテレビウォッチャーとして知られる戸部田誠氏(てれびのスキマ)、“ジャニヲタ・エバンジェリスト”みきーる氏の3人が、革命的アイドルの「奇跡」と「偉業」を語り尽くす。これぞ大人も納得、「SMAP論」の決定版! ![]() |