“兄こま”の千葉雄大、「昔はデートのためにしおりを作ったこともあります」
人生初のモテ期が到来した女子高生のせとか(土屋太鳳)と、彼女をめぐるイケメン男子たちの恋の駆け引きを描いた『兄に愛されすぎて困ってます』が公開中です。
ヒロインの初恋の相手で、ドSなセレブ系研修医の芹川高嶺役で新たな魅力を見せている千葉雄大さんに話を聞きました。
――原作は少女コミックですね。
千葉:原作を読ませていただいたとき、すごく刺激的で、台本を読んでも刺激的なところがあって、今の多感な女子たちは進んでるなと思いました。そうしたなかで、いろんなタイプの男の子が出てきていておもしろいなって。
今回僕がやるのは割と大人な感じのお医者さん(研修医)でしたが、監督やスタッフさんがご一緒したことのあるチームだったので、吹っ切ってやることができました。
――割と刺激の強い少女漫画というのは、昔から女子は読んでいるかもしれません。小学生くらいでも。
千葉:そうなんですか。それは女子のほうが大人って言われますよね。
――役作りで意識したことは?
千葉:色気を出してくださいと言われて。色気ってどうやって出るんだろうと思いながら、そこは意識してやりました。
――演じた芹川高嶺は“セレブ系ののしり王子”となっていますが、共通点や自分とは全く違うというところは?
千葉:セレブ系というのは違いますよね。僕は庶民派なので(笑)。でも大人なんだけど、ちょっといたずら心みたいなものもあって、愛おしいからこそちょっかいを出したりという気持ちはわからなくないですね。好きだからちょっかい出しちゃう。僕もそういうところはある気がします。