デートで割り勘なんてヒドい…と思う私は変ですか?
こんにちは、yuzuka(ユズカ)です。みなさんのお悩み相談にお答えするこの連載。第15回は、こんな相談です。
相談者:亜美 さん(仮名)21歳
「実は最近、好きな人ができました。自分で言うのもおかしな話ですが、私は今までモテてきた方で、男性に困ったことがありませんでした。遊ぶ約束をすれば、何にも言わなくても有名なレストランを予約してくれたり、素敵なプランを組んでくれて当然。素敵なサプライズをしかけられることもしばしばあり、もちろん、そういったデート代は全て、相手持ちでした。
ところが、最近好きになった彼は、私と同じ大学生。デートに誘われてついて行くと、そこはチェーンの居酒屋で、そのうえ、“割り勘にしよう”と言われました。男性に払ってもらうことが当たり前だと思っていた私は驚きとショックで、不機嫌に……。
彼とのムードも険悪になってしまい、デートは大失敗でした。
女性をデートに誘ったのなら、それくらいの誠意を見せて当然だと思う私は、おかしいのでしょうか…」
yuzukaさんの回答
「おごってもらって当然」という考え方の女性って、想像以上に多く見かけますよね。少し辛口ですが、アドバイスしていこうと思います。
まずは勘違いしてほしくないのが、この部分です。「たくさんのお金をかけてくれる」=「たくさんの愛情を注いでくれている」わけではありません。
そもそも「お金」は、人によって価値が異なります。毎月100万円を稼ぐ人と、時給800円で休みの日にバイトをする大学生。同じ「5万円のディナー」をプレゼントされるとしても、重みがちがいますよね?
今まで亜美さんがお付き合いしてきた年上男性には、それだけ余裕があったのでしょうし、お金の力を使っての女性の口説き方もわきまえていたのでしょう。もちろん、それも魅力のひとつです。でも、亜美さんが好きになった彼とその年上男性達を比較して幻滅するのは、あまりにも可哀想です。
学生と社会人という立場の違いひとつとっても、状況も、経験値も違います。意中の彼にとって、そのデートが精一杯の愛情表現だったのかもしれません。場所やお金の問題ばかりに意識を向けてしまってしまっているようですが、その日の会話や、彼との表情から、貴女への愛は感じられましたか?
割り勘やチェーン店でのデートがどうしても許せないのなら、同じ価値観の人と恋をしましょう。亜美さんと意中の彼がうまくいかないのは、「お金」の問題ではなく、「価値観の違い」の問題なのです。
Q. おごってもらうのが当然と思っている私……変ですか?

A. お金の大きさ=愛情の大きさではない

その日の会話や表情から、愛情は感じられなかった?
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