Lifestyle

乳がんがきっかけで夢が叶った!治療しながら仕事も婚活もBBQも

 こんにちは、女子SPA!ライターのミフルです。  これまで2回に渡って、小林麻央さんと同じステージ4の乳がんを、治療中である私のエピソードを紹介してきました。
ウィッグ姿。ハロウィン

抗がん剤治療当時のウィッグをつけた筆者。ハロウィンを楽しんでいます

 今の私は、辛い治療(と言われる抗がん剤・摘出手術・放射線治療等)を乗り越え、半年毎の注射と毎日の飲み薬で、いわゆる再発防止のためのホルモン治療をしています。  前回は抗がん剤の副作用について紹介しましたので、今回はがんをきっかけにした考え方の変化と、治療の後半について書ければと思います。

良い方向に人生を変えた私の乳がん

 乳がんにかかったコトは私の人生を大きく変えました。しかも良い方向に。  今ライターとして、いくつかの媒体に寄稿しているのも、実は乳がんになったコトがきっかけなんです。  乳がんの告知を受けてからしばらくは放心状態でしたが、“死ぬかもしれない”という不安からか“何かを遺したい”“夢を叶えたい”と強い思いが芽生え、子供の頃の夢だった漫画家を目指すコトを決めました!  治療中、平日の昼は会社、夜は合コン・婚活に加え漫画教室にも通い、土日は朝から晩まで漫画を描いていました。  ハードスケジュールでストレスが溜まりそうにもみえますが、久々に(小学生以来)漫画を描くのはとても楽しく、夢中で描きあげることができました。 ペン 抗がん剤治療を開始し、漫画家を目指し始めてから1年足らず。ライフワークである合コンをネタにした4コマ漫画の連載が決まりました(雑誌ではなくウェブ媒体でしたが)。  その後、ライターとしてもデビューし、現在、合コン・恋愛ネタから芸能・旅行と様々な記事を書いています。  それでは、現在までにどのような治療を受け、自分なりに日々を楽しんで過ごしたかを振り返ってみますね。

出社前に放射線治療に通う日々。髪も生えてきた!

 抗がん剤を半年間続け、幸いなコトに私の乳がんは縮小し、乳房全摘ではなく、患部だけ摘出する、いわゆる乳房温存手術を受けられる運びとなりました。  手術自体は全身麻酔となるので、意識のない間に終わりますが、その後痛みはしばらく続きます。ですが、抗がん剤の苦しみから逃れられると思うと、気持ちは明るかったです。  さすがに入院中はおとなしくしていましたが、退院後はGW期間だったコトもあり、リハビリも兼ねてBBQに参加したりと積極的に動いていました。
逗子フェス

抗がん剤治療当時のウィッグをつけた筆者。逗子フェスにて友人と

 そして手術後1ヶ月ほど経ってから、放射線治療がはじまります。  私は出社前の早朝に毎日、1ヶ月半ほどの間、放射線治療を受けていました。会社の出社時間を1時間遅くズラしてもらい(その代わり終業時間も遅くなりますが……)、仕事を休むコトなく毎日、放射線治療をしていました。  放射線治療にも、倦怠感・食欲不振・免疫低下等々、副作用はありますが、抗がん剤のそれと比べるとその差は歴然!  抗がん剤・摘出手術が終わってからは、ライフワークの合コンに加え、水着にはなれませんでしたが、夏季だったので、海のイベントに出かけたり、秋には長期のヨーロッパ旅行も敢行しました。  カツラであるコトが、全く不自然ではない、ハロウィンイベントのコスプレは特に楽しみました!
生えかけベリーショート

髪が生えかけベリーショートの筆者。

 また、抗がん剤の最後の投与から4ヶ月後くらいには、髪が生え始めました。  それまでベリーショートにしたコトはありませんでしたが、なかなかできない髪型を試せたので新鮮でしたよ♪  ベリーショートをさらけ出して参加したクリスマス合コンでは、普段とは違うジャンルの人にモテた記憶があります(笑)、やはり個性的に見えたのでしょうか。
次のページ 
今はアクティブに暮らす日々。ただ検査の結果を聞く時は心臓バクバク
1
2
Cxense Recommend widget
合コン・アンド・ザ・シティ 恋活・婚活女子の合コンマニュアル

自身の経験をもとに、恋愛を中心とした漫画・コラムを連載中の著者が 20年間2,500回以上の合コンで失敗と成功を積み重ねてきた結果、導き出した恋愛・婚活に効く『合コンテクニック』を盛りだくさんでご紹介!恋活・婚活の場で役に立つお墨付きの恋愛テクニックや男子の見抜き方にあるある話、珍エピソードまで盛り込まれています。コレを読めば、意中の男子のハートをガッチリつかめるかも?!

あなたにおすすめ