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映画のHシーンを再現…本当にいたヘンな性癖

殿方の前では言えないけれど、「あの夜は最高だった…」と何度も思い出すSEXというのがある。とっとと忘れたい最低のSEXもある。他の女性たちはどんな経験をしているの? そこで20~30代の未婚女性200人へのアンケートと、個人へのエピソード取材で、最高/最低の記憶を探ってみた。

映画のSEXシーンを再現したがる彼。挿入は二の次


内田香奈さん(仮名)20歳・大学生のケース

<人生最低のSEX体験談>

映画 いわゆる“ごっこプレイ”でも、お医者さんごっこや家庭教師のようなよくあるものならばまだいい。彼が映画オタクなばかりに、「性欲を刺激されるような映画を観ると、映画のシーンを再現するSEXをしたがるんです」と悲鳴を上げるのが、女子大生の内田さんだ。この嗜好が発覚したのは『ソドムの市』を一緒に観たとき。大人たちに囲まれた少年少女が犯され、スカトロ描写や残虐なシーンも多い。

「家でDVDを観終わったあと、突然『服をまくれっ!』という一言から、私を無垢な少女に見立てたプレイが始まりました。芝居がかった口調で肩や足の関節を触りながら『全部切っちゃおうねぇ、そしたら体が穴だけだねぇ』と猟奇的に言ってくるんですよ」

 実際に何か体を痛めつけるようなことをされているわけではないが、観たばかりの映画の世界観を、熱のこもった演技で再現してくるため、背筋が凍ったという。

「その映画を一緒に観たばかりだから、やりたい気持ちはわかるけど……と仕方なく私もノッてあげました。犯される女の子の気持ちになって、必死で抵抗する演技をしてあげて。でも、映画のシーンに忠実に沿って進めるから、『この人、どこまでやるつもりだろう』ってだんだん本気で不安になってくるんですよ。このままじゃ本当に体バラバラに切られるんじゃ!? スカトロもやる気!?と」

 彼の“ソドムSEX劇場”に付き合ううちに、映画に登場する少女たちの気持ちとすっかりシンクロしてしまった内田さんだが、ふと「私はなんで今、少女のふりして処女喪失を嘆いているんだろう?」と我に返って萎えたそうだ。

「ほかにも『薔薇の葬列』を観た翌日、彼の家に行ったら、ベッドには全裸で口に花をくわえた彼が横たわっていました。映画内ではトゲトゲの薔薇をくわえていたのですが、薔薇だと痛いからなのか、別の花だったのが残念(笑)」

 なんだかんだ文句を言いつつも、内田さん自身も楽しんでいる気がするが……。そして、最近演じさせられたのは『スリーピングビューティー/禁断の悦び』の主人公。

「ガーターベルトにブラジャーだけの格好でお給仕させられたり、『性器と同じ色の口紅をつけてきてごらん』と言われたり。演技にこだわるあまり、挿入にまで至らないこともしばしばです。二人でエロい映画を観たあとは必ずこんな調子なので、こういう性癖なんだな、と諦めてますが」

 そこらの俳優養成所に入るより、よっぽど演技の勉強になりそう!?

<TEXT/朝井麻由美 青山由佳 加藤カジカ 中野一気・狐塚咲季・松村バウ(中野エディット) 金谷亜美 PHOTO/Adam121 デザイン・図版/西田★周平Z アンケート協力/メディアパーク>
― 女性が語る[人生最高/最低]のSEX【10】 ―




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