外資金融男はケチ?ほぼワリカンなのに「おごる」とドヤ顔
【ちょっとおかしな高収入男たち その2:超高収入の“実質ワリカン”男】
恋愛&婚活研究家をしているひろんです。
私は、「女の人生は結婚相手で激変する」といっても過言ではないと思っています。
女性なら誰しもが「玉の輿に乗りたい」と、一度ぐらい夢見たことがあるのではないでしょうか。ちなみに、私は大いにあります(笑)。
しかしながら、私が出会ってきた年収5,000万円以上の男たちは実に“変人”ばかり。その中からおもしろエピソードをご紹介したいと思います。
【スペック】
B男(41歳)
外資系証券会社 トレーダー
年収5,000万円
「結婚しても、今の独り暮らし分の家賃ぐらいは生活費として出してもらいたいよね」
そう語るのは外資系証券会社勤務のトレーダーB男。
実はB男は私の元職場の同僚です。ある日、帰りがけに飲みに誘われて気軽に出かけてみたら……。
「忘れ物をしたから、ちょっと待ってて!」と、かなり待たされた彼の忘れ物はドリンク1杯無料のクーポン券。のっけから嫌な予感がしましたが、あえなくその嫌な予感は的中するのでした。
お会計の伝票が届けられたとき、悲劇は起こりました。
「あれ? 一番高いドリンクを無料にしてよ!」
お店の伝票では1杯目のドリンクを無料にしてくれていましたが、それでは不服の模様。それよりも20円ほど高い3杯目を無料にするよう要求していました。
店員さんが伝表を打ち直しに行っている間、彼の持論を展開されました。
B男の尊敬する人物はかの世界的な投資家ウォーレン・バフェット。ウォーレン・バフェットは世界的な資産家ですが、ドケチな倹約家で有名な人です。誰もが気づかずスルーする床に落ちていた1セントコインを拾って「次の10億ドルへの第一歩だ」と語ったのは有名な話。
つまり、ドリンク代20円をケチるのは当然とばかりのドヤ顔を決め込んできました。
「あぁ、恥ずかしい……(私の心の声)」
戻ってきた伝票を見て彼が言いました。
「じゃあ、2000円でいいよ! あとは奢る!」とまたもやドヤ顔。
ちなみに、お会計の合計額は4500円ほどです。細かいことをいえば、飲んでいる量も食べている量も彼の方が多かったので、こちらとしては奢ってもらった感ゼロ。
B男はとても優秀なトレーダーです。「1円でも安く買って、1円でも高く売ること」がトレーダーの性分。だからと言って、プライベートにまでドケチっぷりを発揮するのはいかがなものでしょうか。
お金持ちほどケチ!?年収5,000万円超えなのに…
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