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産後ママたちが悩む“義母ストレス”。「母乳の出が悪い」と言われて涙が…

 出産という大仕事を終えて、母親はかわいい赤ちゃんと2人でゆっくりしたいと願います。でもそんな願いもむなしく、義母からの一言や行動が産後ママを苦しめることも。今回はそんな実例を紹介します。 義母ストレス

「おばあちゃんのおっぱい飲む?」にゾゾッ

 山崎カナさん(32歳/仮名)は産後、頻繁に自宅を訪れる義母にノイローゼになりかけたと言います。 「私の育児ノイローゼは完全に義母のせいです。子供を産んで退院した翌日から、連絡もなしに自宅に押しかけられました。しかも2日に1回の頻度です。産後の傷が痛むなか、掃除をしたりお茶を出したり。寝るに寝られないし、義母が赤ちゃんをガン見している中で、授乳も満足にできませんでした。地獄でした」  身体がつらい退院直後に、これはキツい…。 「衝撃だったのは、私がウトウトしてるときに義母が『おばあちゃんのおっぱい飲む?』と娘に言っていたことです。慌てて飛び起き、娘を奪いました。義母は『冗談よ~』と笑っていましたけど、冗談に見えなかったし気持ち悪かったです」  こんな状態では産後もロクに休めず、案の定カナさんは育児ノイローゼになったそうです。 おばあちゃん

「母乳の出が悪い」と言われて泣きたくなる

 産後ママにとって、母乳で育てるかミルクで育てるかは永遠のテーマです。 「母乳で育てたい、という思いが自分の中にありました。それなのに、母乳の出が悪くて、自分をどんどん追い詰めてしまっていたんです」  そんな羽田典子さん(31歳/仮名)を義母がさらに追い詰めます。 「悪気がないのはわかってるんですけどね。義母にいちいち『出が悪いんじゃないの』とか『しっかり食べないから出ないのよ』と言われました。そのたびに私が悪いから母乳が出ないんだ、と責められているようで泣きたい気持ちになりました」  少しであっても出ていた典子さんの母乳は、ストレスで全く出なくなってしまったといいます。追い込まれた典子さんは夫に泣きついて、義母の訪問を一切断ってもらうようにしたそうです。
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義母が送ってくるベビー用品が“ありがた迷惑”
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