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恐怖!Twitterで知り合った女性に住所を教えたら…ゾッとする結果に

 最近はもう、誰もがやっていて当たり前と言ってもいい程にTwitterやFacebookが普及し…とても生活に密着したツールになっていますよね。 Twitter 今回は、そんなSNS時代ならではのアクシデントに巻き込まれてしまった女性のお話を紹介しましょう。

好きな漫画家の話で盛り上がり、信用して住所を教えた

 ある日、水野梨江子さん(仮名・30歳・漫画家)のTwitterに知らない女性からダイレクトメッセージが届きました。 「私的Twitter上でのルールなのですが、フォローしてきてくれた相手のプロフィール欄を見て“あ、この人漫画が好きそうだな”と感じたら全員リフォローするんですよ。なので、たまにこういう事があるんですよね」  メッセージを読んでみると、水野さんの初期の作品からのファンだとか。女性だという事もあり気楽にやり取りを始めました。 「私も彼女も楳図(うめず)かずお先生のファンという事をあり、趣味が合ったので昔の漫画の話で盛り上がったんですよね。すると、彼女から“昔、楳図先生が出演した歌番組をDVDに焼いて送るから住所を教えて欲しい”と言われたんです」
「楳図かずお『漂流教室』異次元への旅」

「楳図かずお『漂流教室』異次元への旅」(別冊太陽 太陽の地図帖33)平凡社

「ストリートビューで、お前ん家見たよ。」

 何の躊躇(ちゅうちょ)も無く住所を教えてしまった水野さん。 「それから10日待ってもDVDは届かないし、ダイレクトメッセージも届かなくなってしまったので、心配になりこちらからメッセージを送ってみたんですよね」  すると、彼女からすぐに返信がきたのですが…。 「“ストリートビューで、お前ん家見たよ。めちゃくちゃしょぼいアパートに住んでるんだね~w 漫画家気取りの貧乏人かわいそうwww”って書いてあったんですよ!  も~ゾッとしましたね。そんな事がしたくて私から住所を聞き出したかと思うと…虫唾(むしず)が走りました」 Twitterでいやがらせ

マイナー漫画家界隈では有名な危険人物だった!

 怖くなり、慌てて彼女のアカウントを見てみた水野さん。 「そうしたら、色んな漫画家さん(しかも、マイナーな人ばかり)に@で話しかけまくっていたんですよ。その漫画家さんの中にたまたま知り合いが居たので連絡を取ってみると…  実は彼女、マイナー漫画家界隈では有名な危険人物だと教えてもらいビックリ! 私以外にも色々な漫画家さんに接触して、ある程度仲良くなったら、手のひら返しをする事を繰り返しているそうなんです」  更に、知り合いの漫画家さんに話を聞いてみると…。 「彼女は、どうやら漫画家志望らしいのですが…どこの出版社に持ち込みをしても相手にしてもらえず、マイナー漫画家に対して“こんなつまらないヤツがデビュー出来て、自分がダメだなんて納得がいかない”という思いがあるらしく、嫌がらせ行為を続けているみたいなんです…何だかちょっと可哀想になってきちゃいました」  それから水野さんは、知らない人からのDMを怖くて開けなくなったそうです…。 ―SNSでの失敗談&SNS上のヤバい人 vol.6― <TEXT&イラスト/鈴木詩子> 【鈴木詩子(すずきしいこ)】 漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。
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