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「ヤセろと命じられ自殺を考えた」スター歌手が味わった惨めな日々

 アメリカの人気歌手ケリー・クラークソン(35)は歌手になりたての頃、体重を減らすように強いられたことで自殺を図ろうとしたことがあったという。  ケリーは、2004年にリリースされたデビューアルバム『ブレイクアウェイ』がヒットとなったことで、容姿を良くしなければいけないとプレッシャーをかけられたそうだ。体重を減らすように強いられたことが非常に惨めだったために、命を絶ってしまいたかったとアティチュード誌で振り返っている。
ケリー・クラークソン

ケリー・クラークソン

「本当に痩せていたあの頃、自殺したかった。その4年間はとても惨めだったの。でも美的にかなっているという理由で誰も気にしなかった」  また、高校時代には摂食障害だったこともあるケリーは、デビュー当時は非常に暗い時期だったと付け足している。 「そこから抜け出す唯一の方法は辞めてしまうことだと思った。その時にしていたことと言えば、ヘッドホンを付けて走ることだったから、膝も足もボロボロだったの。いつもジムにいたのよ」
ケリー・クラークソン

デビューしたころのケリー・クラークソン(中央 )※2004年(C) Featureflash

 人気オーディション番組『アメリカン・アイドル』で優勝し、一躍スター歌手となったケリー。ヒット曲を連発し、グラミー賞など数々の賞にも輝いた人気実力派だが、その陰でこんな葛藤に苦しんだ時期があったようだ。そんなときに、自らのアルバム『My December』に収録されている曲のある歌詞で人生が変わったという。 “picked the weeds but kept the flowers”(雑草は取り除き花だけを残す)  この一節に感銘を受けたときのことをケリーはこう語る。 「ネガティブな人間関係を断ち切り、いい関係を築くことができる人々と向き合うようにした。これが人生の転換期だった」  たびたび激太りや体格について揶揄されることもあるケリーだが、3歳の娘と1歳半の息子を持つ2児の母となった今は、もう体重も気にすることなく自分の体に満足していると語っている。
<TEXT/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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