悪い女占い【11月】

悪い女占い【11月】 どうせ恋愛するなら、楽しまないとね。そのためには、ちょっと“悪い女”になるくらいがちょうどいい。かつて「悪」は“簡単には服従しない者”のことを意味したの。「男にこびることなく、悪であれ!」。そんな思いを込めて、今月もたくましく生きる女たちの恋路をビシバシ占っていくわ!

12星座


●牡羊座(3/21~4/19生まれ)

●牡牛座(4/20~5/20生まれ)

●双子座(5/21~6/20生まれ)

●蟹座(6/21~7/22生まれ)

●獅子座(7/23~8/22生まれ)

●乙女座(8/23~9/22生まれ)

●天秤座(9/23~10/23生まれ)

●蠍座(10/24~11/21生まれ)

●射手座(11/22~12/21生まれ)

●山羊座(12/22~1/19生まれ)

●水瓶座(1/20~2/18生まれ)

●魚座(2/19~3/20生まれ)


牡羊座:恋の秘訣は健康第一



 かつてローマの詩人ユウェナリスが「健全な精神は健全な肉体に宿る」という言葉を遺したけれど、彼はなにも「規則正しい生活を送り、適度な運動を心がけましょう!」なーんてことが言いたかったわけではないの。

 そうではなくて、もし人が何か一つ願うなら、「心身の健康」にしておくのがベスト! 逆に玉の輿にのろうとか、あの人を振りむかせたいだとか、人として分をこえた幸運を願うことはいずれ身の破滅をもたらすからやめときなさいってことなのよ。

 だいたい自分で恋愛をダメにしてる人の99%は心身の不足を対人関係で満たそうとするから。今月はそのことをよーく肝に銘じて、まずは自分の満足や喜びに集中しときなさい。それさえできれば、後のことは自然と整っていくわ。

【今月の牡羊座男の攻略法】
今月の牡羊座男はいつもより意固地で、他人の話なんて聞く耳持たずって感じ。まあそれはいつものことなんだけど、要は自分で解決したいのよ。いまは放っておいてあげるのが何よりね。

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牡牛座:巫女の誓願のように



 例えば「I Love You」なんて言葉にしてみたところで、イマドキ嘘くさいったらないじゃない。でも、それっぽいことを言うしかなくて、あたしたちは過去に見聞きした記憶の底から思いつく限りのロマンチックな言葉を引っ張り出し、あるいはそうしてひねり出された言葉を黙って受け取る。それが大人になるってことでもあるんだけど、今月の牡牛座のあなたの場合、そんな取ってつけたペラペラの言葉じゃ物足りなくなるかもしれないわね。

 かつて、巫女が本来近づくべからざる神を身のうちに宿しその声を聞いた「口寄せ」のように、自らが隠された言葉があらわれる媒介となることで、密かにおのれを満たしていきなさい。

【今月の牡牛座男の攻略法】
今月の牡牛座男は「普通」じゃ満足できないみたい。たとえ絵に描いたような幸せな生活を送っていたとしても、どうしても欠乏感が埋まらない。もしかしたら今の生活や自分という器ごと、誰かに壊してほしいのかもね。

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双子座:憂さは晴らさずかみ砕け



 今月、双子座のあなたに言いたいことは「簡単に“憂さ晴らし”なんてしないでください」ってこと。我欲を捨てられない人間ばかりが集まって一緒になって暮らしてるんだもの、そりゃどうしたって苦しいことや腹立たしいことの方が多いのよ、人付き合いってのは。

 それを無理してね、婚活や英会話や脱毛エステで「ポジティブ加工」したって、いつか生きづらさはパワーアップして自分のところに戻ってくるの。憂いでも憤りでも、それを自分から追い払おうとするんじゃなくて、まずはかみ砕いて、ぐっと呑み込んでしまうこと。それができれば、いつか自分で物事を変えていく力になるんだから。

【今月の双子座男の攻略法】
今月の双子座男はなんだかちょっと堅苦しいわね。はっきり言って、つまらない。でもその分、立てるべき筋や道理を見極めようとしているみたい。そんなそぶりが見えたら、茶化さず落ち着いたトーンで話しかけてみるべし。

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蟹座:内なる確信に貫かれて



 恋愛ってハンデなしの実力勝負だから、そりゃもう若い頃はライバルを引きずり落してでも目当ての男をゲットすることに命かけたりするわけよね。でもだんだん年とって分かってくるのは、人を変えたり意のままに動かすための努力って自分を醜くするんだってこと。「あいつ嫌い」とか「ブロックした」とか言ってる時の人の顔って見たことある?

 あなたも今、そういうガチャガチャした感情のぶつかり合いにはうんざりしてるんじゃないかしら。結局、恋愛であれ人生の洗濯であれ、「自分にはこれしかない」ってちゃんと腹が決まっているかどうかなのよ。そういう確信に貫かれた人の顔は、得てして凛として美しいもの。深まる秋の中で、私たちもそうありたいものよね。

【今月の蟹男の攻略法】
今月の蟹座の男は、「時の流れに身をまかせ~♪」という歌のように、どこかで人の色に染まりたがるところがあるかも知れない。そうやって安心したいの? とナメてかかるか、これも彼なりの生存戦略かと汲みとってやれるか、試されるところね。

獅子座:相手に何を訴えたいのかを考えて



「訴えたいことがないんです!」って昔とある芸人がよく叫んでいたけれど、たとえそんな一言でも訴えたいことのある人って幸運だよね。だって人が何かを訴えるのは、誰かに受け取ってもらいたいからで。それって、その人が独りよがりの泥沼から抜けだす「クモの糸」を発見したってことなんだから。

 とくに獅子座の人って、自己満足の海に溺れてそのまま海の藻屑(もくず)みたいになって行方不明になっちゃうことが多いのよ。あなたの中で芽生えた感情を内面の海から陸にあげ、明確なデザインや設計を伴なった作品にしていくことではじめて、それは誰かとの対等な関係性を築くいしずえとなっていく。そのことを今月はどうか忘れずに。

【今月の獅子座男の攻略法】
今月の獅子座男子は、「根づかない男」になりがちかも知れない。つまり、安定した関係や深い仲を「マンネリ」と見なして、そこから離れたがるのよ。いい関係にしたいなら、無理に彼を引き留めないこと。

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乙女座:過去を断ち切るべきとき



 水は、のどの渇きが教えてくれるし、愛は、形見となった物が教えてくれる。いつだって私たちは何かが欠けてから、失われてしまったものの大きさを知るのよね。でも、そうやって何かを失うことを恐れて立ち止まったり、感傷に浸っているよりも、やっぱり生き延びるための一歩を踏み出していくことが強く求められていく時だってあるの。

 乙女座のあなたにとって、今月こそそういうタイミングなんだと思う。乙女座の人というのは「痛み」をよく知る人たちだけれど、手負いの鹿は手負いだからこそ、タガを外してより高く跳ぶことができる。あなたも「私は傷ついている」という自意識に縛られて、うずくまってしまわぬように。例え「ふり」であったとしても喪失をものともせずに、颯爽と前を向いて人生を進めていきなさい。

【今月の乙女座男の攻略法】
今月の乙女座男は、日の昇る勢いや強烈なエネルギーを感じさせる一方で、どこか無鉄砲でリスク回避能力が低下しがち。一緒になってはしゃぐより、ちょっと待ってと一声かける方が、のちのち感謝されそうね。

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天秤座:数歩の歩みに人生を映して



 歩く姿が美しい。かのバイロン卿のように、ただそれだけの理由で、人は誰かに自分の人生を捧げようと決意することだってあるの。きっと数歩の足の運びの中に、過ぎた日々の残像が写り込むんでしょうね。あるいは、たとえ本人が何かに傷ついていたとして、いまだ清らかなやさしさが香るのかもしれない。

 もっとも、そんなふうに素敵な風や光を周囲に差し込める人ばかりじゃないのは百も承知よ。今月の天秤座のあなたも、自分の歩き姿が一体どんなものとして周囲の目に映っているのか、よくよく確かめてみるといいわね。出会う人は自分を映す鏡。そんな言葉を今月は忘れずにわきまえておきなさい。

【今月の天秤座男の攻略法】
今月の天秤座男は、自分の日常をアートと見立て、あるいは生活という作品を上演している現代美術家のようね。浮世離れしている感が強いかも知れないけれど、変にツッコミを入れるよりも、自分も出演者や舞台装置になりきった方が、互いの心に響くはず。

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蠍座:人生も出会いも紅葉していく



 例えば占いなんかもそうだけれど、言われた時にはすぐに意味が分からなかったり合点がいかなくても、時には数年も経ってからはじめて言われた意味が分かったり、腑に落ちたりすることってあるでしょう。

 緑一色だった自然が秋になってさまざまな色に紅葉してはじめて、それぞれの個性が際立つように、人間だって血気盛んなだけの頃から少し枯れたり、葉が落ちてみないと自分自身のことが分からないからなんだよね。

 人との出会いもそう。互いに枯れてきてはじめて、こんな色合いの取り合わせになるんだって発見があったり、逆にあんなに違って見えたのにやっぱり同じ色だったのか、ということがある。今月の蠍座のあなたは、ひとつ長い目で人との関係をみる心の眼を開いていくことになるかもしれない。

【今月の蠍座男の攻略法】
今月の蠍座男は真実一路。どんなに時間がかかっても、面倒であったとしても、本当のことを知りたがる傾向がいつも以上に強まっていくでしょう。よってユーモアはまだしも、茶化しやおふざけは厳禁。余計な言葉や、軽い気遣いも彼は欲していないでしょう。

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射手座:仏に逢うては仏を殺せ



 人生を導き、あなたの魂を高みへ連れていってくれるガイドは、なにも有名優秀な先生や古典的名著や立派なセミナーばかりとは限らない。むしろ、世の中にはまだ知られていない「無名の人生」や、知り合いや家族のなんてことない一言こそが、そっとあなたの背中を押してくれることの方が多いの。

 というのも、人は誰かから強い影響を受けると、その「誰か」になりたがろうとしてしまうから。つまり、立派な誰かになることにかまけて、自分らしくなることを忘れてしまうのね。仏陀が菩提樹で悟ったはるか昔から、まがい物(幻影)ほどキラキラして見えるもの。今月はきらびやかな強い光を伴なって見える相手は避けて、自分らしくいられる相手をよく選ぶことね。

【今月の射手座男の攻略法】
今月の射手座男は、空理空論にふりまわされるうちに足をとられて沈んでいくか、時代遅れの考えを捨ててより堅固な土台を築いていくか、どちらかに分かれていきそうね。彼のことを思うなら、彼がまやかしを自ら斬り捨てる勇気を持っていることを信じてあげて。

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山羊座:太陽はただひとつ!



「You are my sunshine(あなたはあたしの太陽)/My only sunshine(私のたった一つの太陽)/You make me happy when skies are gray(どんなに曇っているときも、幸せにしてくれる)」っていう歌があったけど、ちょうど今月の山羊座のあなたはこの歌のようね。

 雲間から差す一条の光のように、自分にとってかけがえのない存在を見つけるためには、頭の中を覆う固定観念(大抵の場合、それは親から植えつけられた呪縛)を破らなければならないの。

 太陽がこの世に一つしかないように、あなたの人生に光を与えてくれる相手も一人だけ選ばなければならない。そうして長い長い「魂の暗い夜」の後にこそ、光が取り戻された解放の瞬間がやってくる。その瞬間を信じて、今月はあなたの中の厚い雲を突き抜けていくべし!

【今月の山羊座男の攻略法】
今月の山羊座はいつも属している集団や安全領域から離れ、思いきった第一歩を踏み出していこうとするかも知れない。今しかない、というこのタイミングに不要な心配やお節介は一切無用。ただ静かに見守ってあげることね。

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水瓶座:クズである自由を許す



 かつて読書家で知られた中島梓は「読んだ本の9割はクズ」と言っていたけれど、これはパートナーシップでも同じことね。交わされる会話の9割はどうでもいいこと、そう割り切るのはなかなか難しいけれど、実感としてはこれは真実というか、自明なことなのよ。

 クズばかり吐き出す人にも敬意を忘れないで。好きとか嫌いって感情と相手への敬意はまったくの別もの。相手のことが嫌いであったとしても、敬意があれば対話はできるし、そこで交わされた言葉はぎりぎりクズ箱入りを免れるかもしれない。

 もしそれが出来ないのなら、誰かと関わることなく部屋に引っ込んでいるべきだし、文句を言えた義理はないんだってことはよーくわきまえておいて!

【今月の水瓶座男の攻略法】
今月の水瓶座男は、まるで「トトロ」のようにとぼけた感じで多様な価値観を受け止めていくことができそうね。彼の中の純粋さや自然さが守られることを願うなら、彼そのものというより、彼が受け入れている相手にもきちんと信頼を寄せてあげることね。

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魚座:「らしさ」からの脱出



 女の子はなぜヒゲを生やしていてはいけないのか? これは理由は簡単。生理的に生えてこないから。けれど、まるきり放置していれば産毛は生えてくるわけで、厳密に言えば「生えていることが許されないから」、即座に処理されるようになっているのよね。

 女の子として、妻として、母として。そんな社会のつくり出した類型に自らをはめ込んでいく生き方を、私たちはいつしか当たり前のことのように受け入れて、<わたしらしさ>をスポイルすることに慣れてしまっているけれど、よくよく考えてみれば、女の子も、妻も、母だって、単なる統計学上の概念に過ぎないんだってことを今月あなたは思い出さなければならない。

 まず、そうした「らしさ」からの脱出こそが、むき出しの個人としての<わたし>を生き、それを誰かに受け入れてもらえるようになるうえでの最初のステップ。そう心に念じなさい!

【今月の魚座男の攻略法】
今月の魚座男は、いわば殻をぬぎさったカタツムリのよう。裸で自分をぶつけてくるところがあるので、あなたは彼が納まるべき器となって、帰りを静かに待つことね。

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【SUGAR プロフィール】
山形県出身。占い始めて18年、酒場をさすらい15年。猥談から生まれてくる子どもの未来まで、今夜も星空に手を合わせ、グラスを片手にペンを走らすはぐれ者。

<TEXT/SUGAR>




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