街でよく見る、女性の“残念コーデ”3パターン/バイヤーMB
ファッションバイヤーのMBです。
今回はレディースのNGコーデとその解消法を書きました。ぜひご参考に!
フリルに花柄にリボンにピンク・・・「ガーリーすぎるコーディネート」はNG!!
ファッションをまだよく知らない10代の女の子がするならまだしも、リテラシーとTPOが備わっているであろう30代にもなって、フリルや花柄やリボンやピンクカラーなどに「女性らしさ」を求めるのはちょっと危険です。
もちろんレディースファッションにおいて「女性らしい華やかさ」を表現するのは大事なこと。「ジェンダレスファッション」が叫ばれて久しいですが、それでもメンズとまったく同じ服装ではあまりにも味気がない。「ジェンダレス」でメンズ服を選ぶにしてもどこかに華やかさをプラスするのが基本。
ファッションは自分の魅力を増すためにあるものだけに、「性差」は重要な要素です。逆を考えれば理解できると思いますが・・・男性が花柄や上下細すぎるシルエットなどを着ていると異性としての魅力を感じにくいでしょ?
でも、かといって「強調しすぎ」な着こなしも良くない。フリルや花柄やリボンやピンクであまりにも単純に「女性らしさ」をアピールしては「あざとさ」や「年不相応」な印象を与えてしまいます。裸より下着姿、パンツ一丁よりスカートから覗く「パンチラ」がセクシーに見えるように、「あまりにもストレートな表現」は陳腐に感じむしろ魅力を半減してしまうものです。
では正しく女性らしさを表現するためには?
それには「素材感」や「細やかなディティール」などを意識してみましょう。
●GU ベロアパフスリーブプルオーバー(長袖)RO 990円(価格は税抜き、以下同)
例えばいかにもメンズライクなオーバーサイズのスウェットなどでも、ドレープ感のある素材「ベロア」を使えば女性らしい色っぽさは生まれます。リボンがなくてもピンクじゃなくても「素材感」で十分華やかさは表現できるのです。
●GU ハイネックビジュープルオーバー(長袖)990円
首・袖先・裾などの目立つ先端部分「だけ」に女性らしいディティールを盛り込むのも良いでしょう。全面ピンク、総花柄などにこだわらずとも視線が止まる目立つポイントに華やかなディティールがあれば、それだけでも女性らしさをプラスすることができます。
「とにかく使いやすいものを・・・」と考えてアイテム選びをしていくとどうしても「無地」「モノトーン」などの無難なものばかりがタンスの中に集まってきます。
そういった買い方が悪いわけではないですが、無難なものだけでコーディネートをしていくとどうしても「黒・無地の地味コーデ」になりがちです。上述のぶりぶりコーデとはまた逆ですね、「女性らしさゼロ」の着こなしになってしまうわけ。
「ちゃんと考えて買ってるはずなのに・・・なぜか誰からも褒められない」そんな経験ありませんか?
こうした地味コーデの脱却法、ポイントは「小物」です。
洋服は使いやすい無難なものを求めてもいいですが、小物だけは華やかな女性らしいものを揃えてみてはいかがでしょうか。
⇒【Instagram】はコチラ https://www.instagram.com/p/BcMjNU8h5bl/
レースたっぷり「ぶりぶりコーデさん」




無難すぎる「地味コーデさん」

例えばシンプルでダークトーンな着こなしでもレディースライクなファーバッグなどを使ってあげればグッと女性らしい印象となります(ダイヤモンド社『いつも流行に左右されない服が着られる』著者・HanaさんのInstagram)。 Hanaさんのコーデで、ファーやボアを使った「バッグ部分」と「靴部分」を指で隠してあげてみてください・・・ね?? なんかメンズっぽい地味な印象になるでしょう。小物だけで印象はガラリと変わるのです。 ついつい着まわしやすい無難服を集めちゃう人は、脱却法に「女性らしい色・素材・デザインの入った小物」をいくつか持っておくと便利ですよ。
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