日々の家事といっても、その内容は実に様々。足りないものを買い足す、ちょっと台を拭く、コーヒーをいれる、といった小さなものから、部屋中の掃除機かけ、風呂掃除やトイレ掃除、家族分のご飯のしたく……などなど、手間のかかるものまで幅広いですよね。 　でも世の中には、全然手間がかからないのに、夫に感謝される家事もあるんです。既婚女性たちから聞いた、そんな「お得な家事」をご紹介していきます。 「旦那しか使わないものを買っておくとポイント高い気がする」 「冷蔵庫にビールを補充しておくと、やたら喜ばれます」 　夫しか使わないものは、買い物に行っても後回しにしてしまったり、頭から抜けてしまうもの。いつもは夫自身が買ってストックしているものを、気を利かせた風にやっておくと感謝されることが多いのだそう。いつもの買い物ついでに出来るのもいいですね。 「冷凍庫の氷をつくっておくと、『うわぁ、あった～！』と大喜びされます」 　冷凍庫の氷はつくるのに時間がかかるので、使いたい時にないと、我慢するかコンビニに買いにいくしかない。ウイスキーや焼酎などをよく飲む旦那さんには喜ばれるようです。 「ネットでよくある時短料理。手抜きだってバレてないし、手料理だからと喜ばれます」 　ネットで「時短」「簡単」と入れて検索すれば、わんさか出てくる手抜き料理の数々。手作りというだけで、喜んでくれる夫には有効かもしれません。 「お鍋のとき、よそってあげると普段聞けない『ありがとう』が聞けます。我が家ではいつも、夫が鍋将軍。よそうのも彼が担当だからかな」 　長い間一緒にいると、徐々に出てくる無意識の役割分担。その垣根をちょっと超える行動をすると喜ばれるケースもあるようです。 「旦那様が早く帰ってくることがわかってるときは、帰宅時間にあわせてお風呂の予約をしておくとポイントが高いみたい」 　寒い季節にはよりうれしい心遣い！ 帰ってきたときにお風呂が焚いてあれば、夫じゃなくてもポイント高いです。 「切れかけたシャンプーを詰めておくこと。でも家事ってレベルじゃないよね」 　本人は家事じゃないと言っていますが、これぞ、楽だけど喜ばれる家事の典型。小さな気遣いがあることが相手に伝わって喜んでもらえるならうれしいですよね。