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本命を「妹」、浮気を「おばさん」と呼ぶ二股男【トンデモ男研究】

 浮気男、上から目線男、束縛男……世の中にはいろいろなタイプのトンデモない男がいるものです。最初は気づかなかったけれど、ひどい目にあった!という痛恨の体験談を女性から集めてみました。題して「本当にいたトンデモ男」シリーズ。男を見る目がない人は、教訓にして頂ければと思います。

彼の「妹」だと信じて 本命女に貢いでしまった



 半年ほどの付き合いになる同じ年の彼がいる編集者のT子さん(34歳)。「彼氏が一度も家にあげてくれない」というのが悩みでした。

彼の家には8歳下の妹がいるからダメっていうんです。ちょうど私たちが付き合いたての頃に妹が上京してきて、仕事が安定するまではシェアしたほうが安上がりだからって……」

 いくら紹介してもらえるように頼んでも、彼の答えは決まってNG。

「ちょっとシスコンだから恥ずかしいって。その言葉を信じて、『かわいいな』なんて思ったりすらしてました」

 それからは、T子さんは海外旅行に出かけては割と高価な化粧品をまだ見ぬ妹にお土産として買ってきたり、かなりの数をプレゼントしたそう。

「いつか本当の妹になるかもしれないし~なんて妄想して。名古屋に行ったときは煮込みうどんのセットを妹と食べてねってあげたり、パリに行ったときはゲランの香水セットをあげたり。

 妹があまり料理をしないって聞いたから、たくさんカレーや筑前煮を作って鍋ごと渡したりもしてました」

 そうこうしているうちに交際1周年を迎えてしまい、結婚も考えてさすがに焦りだしてきたころ、衝撃の事実が判明したのです。

「彼の自宅近くの商店街で、たまたま取材があって何度も通っていたんです。そしたらある朝、彼と若い女の子がパン屋さんから出てきたんですよ。彼は焦った様子で、『この間ゲランくれた人』って私を紹介したんです。

 そしたら女の子がいぶかしそうに、でも何かを察知した様子で『いつもお土産とかくれる方? 親切なおばさんって言うからどんな人かと思ったー!』って言いながら彼と手をじゃれ合うようにつないだんです……」

 その瞬間すべてを悟ったというT子さん。8歳下の妹ではなくて、8歳下の本命彼女……。

「化粧品だのご飯だの、あの女のためにやったと思うと本当にむかつく! しかも裏でババア呼ばわりまでされていて、もちろん以後連絡は一切取ってません!」

【教訓】
家に呼ばない男は二股を疑え


冷静に考えれば怪しいことでも「かわいい」と愛してしまったT子さん。恋は盲目といいますが、結婚を考えている相手なら絶対に家は見せてもらうべき。恐ろしいことに、この手の話は巷に溢れているそうですから……。

<TEXT/ありまみほ>
― シリーズ「本当にいたトンデモない男」研究【6】 ―

ありまみほ
三十路子持ちライター。30代向けファッション誌等で執筆中のほか、別名で占い師としてもひそかに活動し現在2誌に連載中。




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