キウイは緑と黄色でどう違う? キレイになるキウイの食べ方
おいしい、キレイの7ストーリー。
先日、ニュージーランド(以下NZ)に行ってまいりました。健康志向が高まるNZでは様々なヘルシー食材が登場していますが、中でも世界的に有名なのが、「キウイフルーツ(以下キウイ)」。優れた健康効果だけでなく、食べ物をおいしくするパワーを持つことで、ますます注目度が上がっています。
そこで今回は、ニュージーランド取材を通して実感!「キウイのおいしい&きれいになる話」を7つお届けしたいと思います。
今回の取材先は、キウイフルーツを世界中に提供し続けるリーディングカンパニーのゼスプリ・インターナショナル。彼らにキウイ農園、研究所、キウイ料理の実演などを案内してもらい、そこで感動したコトを7つにまとめてみました。
1.肉をおいしくする
キウイフルーツには、「アクチニジン」というタンパク質分解酵素が含まれているため、肉料理の下ごしらえに「キウイのすりおろし」を加えると、肉が柔らかくなる効果が期待できます。現地で教えてもらったのが、キウイでマリネした「ラム肉のロースト」。これは一生覚えておくべきレシピです。
【マヌカハニー&ジンジャーラム(ラム400g分)の作り方】
※作りやすいようアレンジを加えています。
(1)厚切りのラム肉を、マリネ液[グリーンキウイ(すりおろす)2個、ショウガ(すりおろす)1片、マヌカハニー(なければ普通のハチミツ)大さじ1、ニンニク(すりおろす)1/2片]に漬けて、6時間~1晩冷蔵庫で置く。
(2)肉についたマリネ液を取り、塩こしょうをして焼く。
(3)肉を取り出したフライパンに、残ったマリネ液と砂糖小さじ1を加えて煮詰める。
(4)肉にソースをかければ完成!
2.野菜料理をおいしくする
NZでは、サラダやメイン料理のつけ合わせにキウイが使われることは、珍しくないのだそう。たしかにサラダの中にほどよい酸味・甘味が加わると、全体のバランスが整います。グリーン野菜(ベビーリーフやベビーほうれん草)、チーズ、根菜類(ビーツやカボチャ)、ナッツ、キウイをたっぷり混ぜて、おいしい美容サラダを作りましょう。
3.緑と黄では強みが異なる
キウイにはビタミンC、食物繊維、カリウム、葉酸など、美容に嬉しい栄養素が豊富に含まれています。実はグリーン(緑)とサンゴールド(黄)では、それらの含有量に違いが。ビタミンCの力で美肌力アップを目指すなら、「黄」。食物繊維による整腸作用を期待するなら、「緑」と覚えましょう。
【ビタミンC】
サンゴールド161mg、グリーン81mg
【食物繊維】
グリーン3.0g、サンゴールド1.4g
※ゼスプリキウイ1個あたりの数値。
4.スムージーには「直前」に入れないとマズくなる
NZで活躍する料理研究家のミーガン・メイさん宅で美容料理のレッスンを受講。その際に習ったのが、キウイを入れたおいしいスムージーの作り方。キウイの種がつぶれてしまうと、苦味・渋みが出てしまうそうで、ミキサーで撹拌(かくはん)する際には、他の材料よりも後に加えるのが、おいしさのポイントなんだそう。実践してみると、その違いに驚きます。
意外と知らない!キウイのおいしい話・キレイになる話
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