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DV彼氏の暴行で血まみれの私。プロレス技で助けてくれたのは意外な人物…

 今や社会問題のひとついっても過言ではないDV。

DV

写真はイメージです(以下同じ)

 もちろん、恋人同士であってもDV行為は後を絶たちません。

「私が23歳のころから2年半付き合っていた3歳年上の先輩社員もとんでもない暴力男でした」と話すのは、坂崎美奈代さん(28歳・仮名・オフィス機器メーカー社員)。ただし、DVという言葉は知っていても、自身がDV被害者との認識はありませんでした。

彼氏のキツい束縛がやがてDVへ



「交際4か月目には彼氏の家で半同棲状態の生活を送っていたのですが、束縛がキツくなったのはこの頃からです。友達との飲み会も男子が1人でもいるとダメで、そのうち女子だけでも許してもらえなくなりました」

 彼氏とは同じ会社でしたが、仕事が終わるのは彼女が先のため、終業後と帰宅後のメールを義務付けられていたとか。部屋にはスマホアプリと連動したカメラがあり、彼氏はそれで確認していたのでウソもつけなかったといいます。

「会社を出てから45分以内に家に戻っていなければ、罰を受けさせられたので寄り道なんてもってのほか。近所のコンビニで少し買い物するのがやっとでした」

監視カメラ ちなみに罰とは、彼氏がやめていいと言うまで何時間も正座するというもの。足の痛みに耐えられず、泣きながら土下座しても許してもらえなかったそうです。

「ただ、罰から解放された後、『よく頑張ったね』と誉めてくれるんです。当時は相手のことが好きだったので、ルールを破った私が悪い、怒らせた私がいけないんだと自分を責めていました」

 しかも、後に彼氏が殴る蹴るなどの直接的な暴力を振るうようになっても「私が至らないからだと思っていた」と坂崎さん。すでに彼氏のマインドコントロール下に置かれていたと考えられ、まさにDV被害者の典型でしょう。

自分のアパートに逃げ戻るも、彼氏が追ってきて暴行



 束縛は日増しに強くなる一方で、家族や女友達とメールのやりとりも禁止。挙句の果てには「仕事中も男とは話をするな!」など無茶なことを言われるようになります。

「でも、当然そんなことは無理なので、彼氏からは毎日暴力を振るわれる。真冬なのに下着姿でベランダに出されたり、お風呂場で冷水を浴びせ続けられたり……。さすがに私もこれはおかしいというか彼氏のことが怖くなり、自分のアパートに逃げ戻ったんです」

 このとき、スマホは没収されていたので隣室の女性に借りて、泣きながら姉に電話。幸い、すぐ来てくれることになり、自分の部屋で待っていましたが、姉よりも先に彼氏が来てしまいます。

DV彼氏「最初は開けないつもりでしたが、『さっきはゴメン。本当に何もしないから』と謝られ、ついドアを開けてしまったんです。そしたら髪をつかまれ、罵声(ばせい)を浴びせられながら10発近くビンタされて、気がつくと鼻血が床まで垂れていました」

 勇気を振り絞って「もう別れるから!」と抵抗したそうですが、彼氏はさらに逆上。彼女の足を引っかけて床に転ばし、何度も何度も蹴りを入れてきたそうです。

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DV彼氏にプロレス技をお見舞いしたのは…

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