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会社に「とりあえずプチプラ服」はキケン! 先輩と丸かぶりも…

 カラーアナリスト・美容研究家の西田美穂です。  春がやってきました。出会いの季節、何かが始まる、何かが起こる…? と期待が高まり、お洋服も新しいものが欲しくなってしまいます。 春 そこで私は思い出すのです。過去10年間のOL時代に「とりあえずプチプラ服を着ておこう」で起きたちょっとした事故を。  特に新社会人の皆様へは、「会社ではこのようなこともありますよ」と意味を込めて、2つのエピソードをご紹介したいと思います。

週末のセールで買った服が先輩と被った!

 私が勤めていた会社は、女性の割合が1割未満と少ないところでした。ザ・オツボネ様なんてキャラの方は存在せず、とても優しい先輩ばかりでした。  中でも、男性社員から厚い信頼と人気を集めるA先輩。年齢を感じさせないナチュラル美人でスタイル抜群で、同じ女性として憧れを抱いたものでした。 オフィス ある日、いつもと違う雰囲気のA先輩。柄もののワンピースがデフォルトの彼女にしたら、シンプルな白ニットに紺のタイトスカートというコーディネートは新鮮で、思わず見惚れてしまうものでした。  話しかけようと近づくと、そのニットにクギ付けになりました。シンプルですが、やや縦に長いVネックのラインと黄みが少し強めのオフホワイト、腰骨よりやや長い丈。 「A先輩、いつもと服の感じが違いますね。新鮮! 素敵~!」 「え~! ありがとう。でもこれ……」  A先輩の口から出たのは、今や国民服と言っても過言ではない、某「ライフウェア」のブランド名でした。 「え……っ、A先輩が着ると、そう見えないです~!」  そう、私が所有するニットと同じものでした。しかも、明日着ようと思っていたもの。週末に値下げしていて、あると便利かなと思って買ったんですよ、とりあえず。 先輩 二人横に並ばなければ同じものとはわからないかもしれません。しかし私は、その白ニットを会社では着ないことを心に決めました。  だって、同じ服を着て「推定Fカップ」のバストと並べますか? 起伏が控えめな私にとって、それは気にせざるを得ないことなのでした。
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スタイル抜群の後輩に負けた……
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