神木隆之介VSモンペ!新しいタイプの学園ドラマ『やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる』
神木隆之介がスクールロイヤー(学校弁護士)を演じる異色の学園ドラマ『やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる』(NHK総合、土曜夜8時15分~)。第1話の視聴率は6.2%でした。
主人公は「異議あり!」をまだ言ったことがない、法廷未経験の新人弁護士・田口章太郎(神木隆之介)。田口は公立中学校の校長・倉守(小堺一機)の依頼を受けた法律事務所から、スクールロイヤーとして派遣されます。
スクールロイヤーは近年注目されている制度で、法律の専門家である弁護士が、その専門的知識・経験に基づき、学校における「法的側面からのいじめ予防教育」「法的相談への対応」などについて調査研究し、分析・検証することでいじめの防止、校務の効率化・負担軽減を目指すというものです(※文部科学省「平成30年度概算要求主要事項」より)。
学校に子どもを通わせている親の立場としては、トラブルはなるべく当事者同士で解決し、法律が介入するような事態はできる限り回避したいところですが、必ずしもそのようなキレイごとを言ってはいられないのも実情だと思います。
そんな状況のなか、新しいタイプの学園ドラマとして、現代の学校と子どもたちが抱える問題を改めてあぶり出し、考える機会を与えてくれることを期待します。
―注目!2018春ドラマ―
<TEXT/中村裕一( Twitter:@Yuichitter)>
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神木隆之介の滑舌の良さに萌える!
田口はおかしいことをそのままにできない性格かつ大の学校嫌いというキャラクターで、彼のことをあまり快く思っていない教務主任の三浦雄二(田辺誠一)からことあるごとに「滑舌いいですね」と揶揄されながらも、弁護士として己の正義を貫こうとします。 一見、正義の味方風にも映る田口ですが、教育現場というある種の“聖域”に土足で踏み込むカタチとなるわけで、それによって起きる摩擦は容易に想像できます。 いじめやモンスターペアレント、周辺住民とのトラブルなど、絶えず何かしらの問題を抱える「学校」という場所。その解決のために、豊富な法律の知識や弁護士としての観点から、田口がどのようなサジェスチョンをするのかが、大きな見どころと言えます。今夜8時15分から、NHKドラマ「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」が始まります!
— kahominami 南 果歩 (@kahominami) 2018年4月21日
今の学校問題を新しい切り口で解決すべく、主演の神木君がTED talksにも引けを取らない弁舌で活躍します。私は弁護士事務所のボス役。是非ご覧ください!#やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる #神木隆之介 #南果歩 pic.twitter.com/6NvMZDGT0L
「どんな教師になりたかったですか」新しいタイプの学園ドラマ
第1話では、娘が担任から体罰を受けたと一方的に主張するモンスターペアレント(堀内敬子)を相手に、すっかり疲弊して教師としての自信を失いかけた新人教師・望月詩織(岸井ゆきの)に、「僕は先生の先生でもあるんです」「望月先生はどんな教師になりたかったですか」と言って静かに励ます田口の姿が印象的でした。 「弁の立つ弁護士」というと、ドラマ好きとしてはどうしても『リーガル・ハイ』の古美門研介(堺雅人)を想起しがちですが、学校が舞台であることと、神木が演技を通じてキャラクターとしての魅力をどうプラスするかによって、今までにないドラマになる可能性を秘めていると言えるでしょう。

「リーガルハイ 2ndシーズン 完全版」TCエンタテインメント
中村裕一
Twitter⇒@Yuichitter