ウエストのくびれを実現する「皮膚ねじり」…エステの技は自分でできる
「皮膚ねじりダイエット」という言葉をご存知でしょうか?
筋膜リリースを世に広めたエステ界の女性経営者・新居理恵さんが、医師監修の元スポーツトレーナーらと共に開発したメソッドで、6月には『皮膚ねじりダイエット』も発売されました(監修:日本美容再生医療学会代表理事/医師、山口修司氏)。
特に、ウエスト部分に効果が高いことがわかっているそうです。
脚を組んで座ったり、ずっと下を見ながらスマホをチェックしたり……。
新居さんによると、こんな習慣を続けた結果、皮膚は正しい位置からどんどん離れていき、一箇所にかたよっていくそう。すると皮膚はゆがんでいき、間違った位置で皮膚がくっついてしまうというのです。これを『癒着』と呼びます。
皮膚が癒着すると、皮膚のすぐ下にある浅層筋膜(せんそうきんまく)にも影響を及ぼして血流やリンパの流れが悪くなり、結果、代謝が上がらずヤセにくい体になってしまう――と新居さんは言います。
この皮膚のゆがみに着目し、開発されたのが「皮膚ねじりダイエット」です。
まずはウォーミングアップ。
手のひらを重ねて、へその下から時計回りに10回回し、老廃物を流します。
ウォーミングアップをすることで、リンパ節が開きます。リンパ節とは体内の老廃物がたまる場所で、老廃物を体外へ排出する機能があります。
1.自然な姿勢で立つ
2.体の前側の皮膚を前後にねじる
バストの下に手を添えて、皮膚を前後にねじります。やさしくキュッキュッとテンポよく。この動きをアンダーバストから骨盤まで、少しずつずらしながら行ないます。息を吐くときに、ろっ骨を軽く押しましょう。皮膚の癒着、ゆがみが取れやすくなります。
3.老廃物を流す
骨盤の後ろからそけい部(太ももの付け根)に向かって、やさしくさすりましょう。 (計5回)
4.お腹の皮膚を横とたてにねじる
おへその上と下に手のひらを密着させて、左右にねじります。(計10回) 皮膚の表面をやさしくなでるイメージで。次に、おへその右と左に手のひらを密着させて、上下に皮膚をねじります。(計10回)
5.ろっ骨の内側を押す
息を吸いながら、アンダーバストの真下にある、ろっ骨の内側に指を添えます。
息を吐きながら、皮膚を巻き込むように押します。この動きを下のろっ骨にそって、少しずつずらしながら3回行ないましょう。
6.下腹部をほぐす
左の下腹部を両手の指先で、すくうように持ち上げて押します。半円を描くように右の下腹部まで行ないましょう。
7.ウエストをしぼる
片方の手のひらをL字にし、囲むようにしてアンダーバストの下に添えます。 もう片方の手はその下に添えます。息を吸いながら、上半身を一度、後ろにねじります。息を吐きながら、お腹の中心に両手をスライドします(計5回)。
反対側も同様に行います。
8.老廃物を流す
骨盤の後ろからそけい部(太ももの付け根)に向かって、やさしくさすりましょう。そけい部まで老廃物を流します。
ウエストが細くなる以外にも、お通じがよくなった、生理痛が軽くなった、などの声も寄せられました。タイミング的には、夜眠る前にやるのがおすすめです。
この「皮膚ねじりダイエット」はエステティシャンの技術で、正式には「軟部組織リリース」と呼ぶそう。マスターしたら、自宅でセルフエステができちゃいますね。
<TEXT/女子SPA!編集部>
⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
皮膚ねじりダイエットとは?
ポッコリお腹が改善する くびれウエストメニュー



