ヒモ彼氏と半同棲中、突然部屋から消えた電化製品。犯人は…
みなさん、外国人の恋人がいたことはあるでしょうか? お付き合いをきっかけに異なる文化や言語を知ったり、またはそのまま結婚して海外移住するなど、世界が広がる良い経験だった方も多いかもしれませんね。
ところが、逆にトラウマになるほど、嫌な記憶となっている人も。
現在、2人の元気な男の子の育児に追われる美山祥子さん(仮名・35歳/医療事務)も28歳からの1年半、インド人留学生と付き合っていたそうですが、とんでもないクセ者だったといいます。
「2歳年上のラディ(仮名)とは、友達に誘われて行った日本語学校のパーティで知り合いました。ハリウッド俳優のヒュー・ジャックマンをさらに濃くしたようなイケメンで、会ったその日からしばらく熱烈アプローチを受け続け、付き合うことにしたんです」
本人はムンバイ(インド最大の都市)の裕福な家の出身だと語っていたそうですが、「留学に反対されて一切援助してもらってない」と常に金欠。交際当初は祥子さんも1人暮らしで、生活はラクではありませんでしたがデート代は全額彼女持ち。そればかりか月17万円の給料からお小遣いも渡していたというから驚きです。
「月に1万円程度ですが、完全にたかられていましたね(笑)。けど、当時は脳内お花畑状態で、私が彼を支えてあげるんだ、ってくらいに思っていました」
ヒモ状態のラディは同郷の留学生仲間2人と一緒にアパートで暮らしていたそうですが、次第に彼女の部屋に入りびたるようになって気がつけば半同棲状態に。しかも、語学学校も徐々にサボるようになり、毎日部屋でゲームをしながら彼女の帰りを待っていたそうです。
「夜、仕事でクタクタに帰ってきても第一声がおかえりではなく、『ショーコ、お腹が空いたーっ』ですからね。しかも、掃除や洗濯、ゴミ捨てなどの家事も一切やらない。インド人男性って家事をあまりしないみたいですが、さすがにムカつきましたね。
一度キレて、『船便でインドに送り返してやろうか!』って怒鳴ったら怖かったのか、しばらくは家事を手伝ってくれましたが、それも1か月と続きませんでした(苦笑)」
そんなラディとの生活は、交際から1年半が過ぎようとしたある日、突然終わりを告げます。

語学学校のパーティで出会ったイケメンインド人
半同棲状態になった彼氏は、家事も手伝わずゲームをしてばかり

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