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キヌアが自宅で美味しく炊けない…さらに美味しくする調理法

 こんにちは。ビューティーフードアドバイザーの高木沙織です。  カフェのメニューや高級スーパーの惣菜に入っていたキヌアが美味しくて、自宅でも料理に取り入れてみようと思ったことがある人は多いのではないでしょうか。 キヌア でも、いざ調理をしてみたら全然美味しくない……という声をよく聞きます。これは何が原因なのでしょうか。

洗っていない

 キヌアの種子は、サポニンという苦味成分で覆われています。そのため、鳥や虫による被害が少なく、無肥料・無農薬に近い状態で栽培が可能ではあるのですが、それゆえ味に個性を感じるという声も。 「キヌアの味が苦手かもしれない」と感じたら、次の調理の際は、サッと洗ってサポニンを落としてみてください。  キヌアは粒が小さいので、洗うときは目の細かいザル、なければ茶こしを使うと流れ出るのを防ぐことができますよ。 茶こしで洗う メーカーによっては、洗う必要はないと記載されているものもありますが、味の好みによって洗う・洗わないを決めても良いでしょう。

炊くより茹でる

焚くより茹でる キヌアの調理法には、炊く・茹でるなどがあります。炊く場合は、キヌアだけではなく、キヌアから抜け出た栄養成分が含まれる水分まで一緒に摂ることができる反面、苦味成分も含まれるので、味を重視するのであれば炊くより茹でて、茹で汁は使わないほうが良いでしょう。

塩を加えていない

 キヌアを含む雑穀のうまみを引き出してくれるのが、塩。調理時は塩を少々加えてみてください。  鍋で茹でるのであればひとつまみ加え、炊飯するのであれば1合に対して小さじ1/3弱程の塩を加えてみて。ただし、減塩しているのであれば、塩の量に気を付ける必要があります。  キヌアにはビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富に含まれていますので(ちなみに、さきほどの苦み成分であるサポニンには抗酸化作用があります)、自宅でも美味しく食べて、美容・健康に役立ててみてくださいね。 <文/高木沙織>
高木沙織
「美」と「健康」を手に入れるためのインナーケア・アウターケアとして、食と運動の両方からのアプローチを得意とする。食では、発酵食品ソムリエやスーパーフードエキスパート、雑穀マイスターなどの資格を有し、運動では、骨盤ヨガ、産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、Core Power Yoga CPY®といった資格のもと執筆活動やさまざまなイベントクラスを担当。2021年からは、WEB小説の執筆も開始。Instagram:@saori_takagi
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