Gourmet

母の日に作りたいカンタン「長寿料理」のコツとレシピ

 やっぱり、長生きして欲しい。  もうすぐ母の日。定番カーネーションも良いですが、たまには「手料理プレゼント」なんていかがでしょうか? ちゃちゃっと作り、「へー、ちゃんと料理できるようになったのねぇ!」と驚かせたいもの。また、せっかくですから、「いつまでも元気でいてね!」と思いを込めた『長寿メニュー』が効果的かもしれません。 長寿料理 そこで、今回は、特別な料理法ナシ!誰でもカンタン!彩り豊かな「長寿料理3品」をご紹介します。

長寿につながる10大ポイント

 長寿のためには、50代60代からのアンチエイジングが重要です。長生きは遺伝よりも、後天的な環境要因の方が3倍影響しますから、食生活こそ気を配っていただきたい。お母さんにも是非シェアを! (1)食べる量は7~8分目 メタボや老いの主原因は「食べ過ぎ」によるもの。スープや汁物を取り入れ、ゆっくり食べる、良く噛んで食べるを意識しましょう。「咀嚼力」は若さのバロメーターでもあります。 (2)「糖質」に気をつける 怖いのは「糖尿病」。血糖値が急上昇しないよう、米・パン・麺から食べるのは避けて。また、砂糖や米は、精製された「白」よりも未精製の「黒」の方がオススメ。ネバネバ食品も有効です。 (3)緑黄色野菜を意識して食べる アンチエイジングに効果的な栄養素「フィトケミカル」が多く含まれます。ブロッコリー、ほうれん草、人参、トマトの他、旬野菜を楽しんでみてはいかがでしょうか。 (4)「揚げ物・焼き物」よりも「煮物・蒸し物」 油と塩分を摂り過ぎないよう、「ダシの効いた薄味が活きる調理法」を選びましょう。食材そのものの味も楽しめます。 (5)青・赤魚を食べる 青魚・赤魚に含まれる「DHA・EPA」が血管と脳を若く保ちます。血液サラサラで記憶力低下防止にも。アジ、イワシ、サバ、サンマ、ブリ、マグロ、サケを食べましょう。 (6)適度に肉も食べる 食べ過ぎは危険ですが、「80gのお肉」は長寿の鍵になり得ます。重要身体作りに必要なアミノ酸、鶏肉には抗疲労物質も多く含まれます。 (7)健康油をチョイスする バターは控えましょう。オリーブ油やキャノーラ油を基本とし、生で食べる場合は、亜麻仁油・クルミ油・エゴマ油・シソ油を。酸化した油は腸を痛めるので、鮮度にも気をつけて。 (8)「ショートケーキ・大福」より「チョコレート・ベリー類」 どうせ食べるなら、アンチエイジングに効果的なスイーツを。カカオ・ブルーベリー・イチゴにはポリフェノールがたっぷり。抗酸化作用が期待できます。 (9)発酵食品・食物繊維を取り入れる 消化力・免疫力を高めて、腸を綺麗に保ちましょう。ヨーグルト・納豆・酢は積極的に。野菜はもちろんですが、海藻類・キノコも忘れずに。 (10)家族や仲間と一緒に楽しく食べる 長寿は、「生きがい」とも関連しています。1人で食べる孤食・個食ではなく、楽しい食卓作りを心がけましょう。

母に贈る長寿料理の作り方

 それでは、メニューの紹介です。心を込めて楽しく作りましょう! 1)野菜たっぷり治部煮 ⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=88582 治部煮「治部煮」とは、石川県・金沢の郷土料理。透き通ったツユにわさびを溶かして食べる上品な煮物です。カンタンなのに、豪華で美味しい、なんとも味わい深い一品。ツユ多めに仕上げました。 【材料】 鴨ロース肉(鶏もも肉でも良い) スライス10切 たけのこ水煮 150g 人参 1本 しめじ 1パック 青菜(春菊、ほうれん草、チンゲン菜など) 1/2束 片栗粉 大さじ3 わさび 適宜 ◎ダシ 昆布だし(市販の顆粒を使って調合しても良い) 800ml 酒 大さじ2 みりん 大さじ2 砂糖 大さじ2 薄口醤油 大さじ6 塩 少々 【作り方】 (1)たけのこ、人参、しめじは適当な大きさに切り、さっと下茹でしてザルにあげておく。青菜は塩茹でする。 (2)鍋にダシを調合して火にかける。鴨肉1枚1枚に片栗粉をまぶし、温まったダシの中にさっと入れて1分煮て取り出す。たけのこ、人参、しめじを入れてフタをし、10分間中弱火で煮る。鴨肉を戻入れ、2分経てば完成。具を器に盛り、青菜を添え、アツアツのツユを注ぐ。 2)鯵のなめろう丼 ⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=88580 鯵のなめろう丼 旬の魚「鯵」でDHA・EPAを摂取。発酵食品の味噌が美味しさのポイント。刺身になった鯵を買えば、面倒な調理も不要です。 【材料】 鯵刺身用 2匹分 ネギ 10cm 生姜 1片 味噌 小さじ2 しそ、カイワレなど 適宜 ごはん 2人分 【作り方】 (1)ごはんを器に盛り、少し冷ましておく。しそやカイワレは細かく切っておく。 (2)まな板の上で生姜、ネギをみじん切りにし、乱切りにした鯵と味噌を加え、包丁でたたき合わせる。味噌が均等に合わさるよう混ぜて「なめろう」を作る。 (2)ごはんの上になめろうをたっぷり乗せ、しそ、カイワレを散らせば完成。そのままでも美味しいが、醤油を少し垂らすと風味が増す。   3)カラフル野菜の胡麻和え ⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=88581 カラフル野菜の胡麻和え 最後は、緑黄色野菜を使ったカラフルな付け合せです。茹でるだけ、和えるだけなので最初に作って、味をなじませておきましょう。 【材料】 ほうれん草(カラフルなものがあれば綺麗だが、普通のもので良い) 1/2束 ミニトマト 5個 半ずりゴマ(白) 大さじ1 塩 少々 つゆの素 大さじ1 【作り方】 (1)ほうれん草はさっと塩茹でして水気を絞り、ボウルに入れてゴマとつゆの素で和える。ミニトマトは半分に切っておく。 (2)味が馴染んだら盛りつける。 <TEXT、PHOTO/スギ アカツキ>
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
Cxense Recommend widget




あなたにおすすめ