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コスパ最強の美容野菜「にんにくの芽」。風邪予防になる美人鍋の作り方

ラクうま美人ごはん vol.36】  炒め物だけだと、モッタイナイ。 にんにくの芽 突然ですが、「おいしくて、美容にもよくて、リーズナブルな野菜」って、最強ですよね。そして、そんな都合の良い野菜を探していたところ、ある野菜に行きつきました。その野菜とは、「にんにくの芽」。“中国料理の炒め物”のイメージが強いと思いますが、この野菜、実は“鍋”をすごくおいしくしてくれて、風邪予防にもなるって、ご存知でしょうか?  そこで今回は、おいしい美容野菜「にんにくの芽」の魅力と、風邪予防にもなる鍋の作り方をご紹介したいと思います。

にんにくの芽って何?

にんにくの芽「にんにくの芽」とは、私たちが日ごろ食べているニンニク(※)の“茎”にあたる部分。言葉通りの“芽”とは違い、“茎ニンニク”と呼ばれ、スーパーなどでも1袋100円前後で売られています。 ※私たちが日頃から食べているニンニクは、葉っぱの根本にくっついている球状部分“りん茎”にあたるところ。玉ねぎやらっきょう等もおなじ部位。  この部分は、ニンニクよりも、控えめで品のある香りが特徴であり、シャキシャキとした食感と甘味が魅力的なので、炒め物の食材として使われることが多いようです。でもこの野菜、炒め物だけに使うのはもったいないくらいの栄養価なのです。

ダイエットと美容に最適! その栄養価とは?

 にんにくの芽に豊富な栄養素は主に次の4つ。アンチエイジングやダイエットの他、アリシンが持つ殺菌力により、風邪予防効果まで期待できます。 ●β-カロテン、ビタミンC⇒アンチエイジングに 茎部分は緑黄色野菜に分類され、抗酸化作用の強いβ-カロテンや、美肌づくりに欠かせないビタミンCが豊富に含まれる。 β-カロテン 710μg ビタミンC 45mg ●食物繊維⇒ダイエットに ダイエットや便秘対策にもなる食物繊維が豊富。 水溶性食物繊維 3.1g 不溶性食物繊維 0.7g ●アリシン⇒ダイエット対策&風邪予防に にんにくやネギなどに含まれる成分で、糖質代謝に関わる「ビタミンB1」の吸収率をアップする効果を持つ。また、強い殺菌作用があるため、風邪予防にもなる。 ※含有量は不明  では最後に、この「にんにくの芽」をたっぷり使った“風邪予防鍋”をご紹介しましょう。
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必ず入れたい材料は…
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