
最近、眼精疲労から首と肩が異様に張りまして、肩から腕が鉛のように重たくなってしまいました。「もしかしてなにか病気なのかな?」と医療機関を訪ねるも、問題なし。だけど実際、調子は悪い……。
そんな中、新宿区四谷にある保健センターに出かけたところ、“自律神経の状態によりストレスをチェックできる”という機械を発見。予想もしていなかった自律神経の不調を知ることができました。今回はそのストレスチェック体験をご紹介したいと思います。
まず、私が機械に出会ったのは四谷保健センター内にある
「女性の健康支援センター」。ここには、健康づくりのための様々な情報が集められているほか、自分の健康状態をチェックできる機械が常設されていて、区民以外も無料で利用できます。

女性の健康支援センターHPより(https://www.city.shinjuku.lg.jp/fukushi/yotsuya-h01_001063.html)
この施設で、自律神経の様子を測定してくれる機械「心の健康測定器」の存在を知ったのですが、公共施設で写真を撮るのは憚られたので、後日、同じ機械を置いている
「ファンケル銀座スクエア」に再度出陣することにしました。

心の健康測定器(機械はファンケル銀座スクエアのもの)
ではチェック方法から。
頭に電極のついたカチューシャのようなものを置き、電極部分を額に着けてしっかりと固定します。その状態で機械の左右から出ている「つかまり棒」のようなものをつかむと、測定がスタートします。

これを額につける
この機械は、体に微弱電流を流すことで自律神経の中の交感神経と副交感神経の動きを調べるもので、具体的には頭部と右肩、左肩、胸部の計4箇所について、それぞれ、交感神経が優位か、副交感神経が優位かがわかる仕組みとなっています。

計測中
18秒の計測時間が経過すると、私の結果が出てきました。
すると……「頭部と右肩は、副交感神経が100%」。つまり、副交感神経が優位にあるということでしょうか。結果については、係りの方曰く、「リラックスしている状態ですね」とのことですが、実際このときボーっとしていたので当たっていると思います。

結果用紙
ところが、左肩と胸部は、同時に計測したというのに、「交感神経と副交感神経がほぼ半々」。つまり、左肩と胸部を単体で見れば「バランスが取れている」のですが、右肩の「力が抜けている」のに、左肩は「緊張も走っている」というのはどうなのでしょうか。
実際、4か所を測った全体の評価は、100点満点の15点。100%の数字が出るのは「計測エラー」の場合もあるということで何度か測り直したのですが、やはり左右のバランスはイマイチ。
スタッフの方も「ちょっとお疲れなのですかね~」とおっしゃってくださいましたが、私自身は心が弾み、少し嬉しくなりました。なぜなら、左側のコリが科学的に証明されたから。というのも、私が肩が張るというと「気のせいじゃない?」という人もいて、わがまま発言をしているようで、少し落ち込んでいたのです。が、この日からは堂々と「左肩が張ってる」と言えるようになりました。
おかげで、鍼を利用する決心がつき、ケアをしたら、その後良くなったので、正確に知ることはやはり大事だと感じました。