ワナ、ゴナ、ガチャ…英会話でこなれ感をすぐ出せる「つなげて発音」のコツ
外国の人と英語で会話するとき、少しでもこなれている感じが出せたらカッコいいですよね。
そこで語彙力やそれぞれの単語の発音をあまり気にしなくても楽にこなれ感を出すことができる英会話術をご紹介。
単語を一つずつ区切ってきっちり発音するのではなく、いっぺんに発音してしまう「ズボライングリッシュ」です。
その代表格と言われるのが、「~したい」を意味する「Wanna(ワナ)」。これは「Want」と「To」をくっつけて発音したもの。
英語圏では「Do you want to go home?(うちに帰りたいですか?)」と言うとき、全部すっとばして「Wanna go?」だけで表現することが多々あります。
また、Be動詞と一緒になった「~になりたい」の「Want to be」を略した「Wannabe(ワナビー)」はとても有名な表現。
過去には、スパイスガールズが『Wannabe』という曲を発売して世界的に大ブレイク。また、ジャニーズのKis-My-Ft2も2012年に『WANNA BEEEE!!!』という曲の入った両A面のシングルCDを出しているので、このズボライングリッシュを聞いたことがあるという読者は多いと思います。
このように一般動詞の後に「To」が来たとき、ネイティブはかなり高い確率で前後をくっつけて発音します。
「~する予定がある」という意味の「Going to」は「Gonna(ゴナ)」、「~する必要がある」の「Need to」は「Needa(ニーダ)」。
「~しなければならない」の「Ought to」 「Have to」「Have got to」はそれぞれ「Oughta(オウタ) 」「Hafta(ハフタ)」「Gotta(ガタ)」と省略されます。
みなさんも旅行の予定などを、「I’m gonna visit Hawaii (ハワイを訪れる予定です)」と言ってみてはいかがでしょう!
他に省略されることが多い単語に「Of」と「Have」があります。
たとえば、「~のような」「なんとなく」を意味する「Kind of」「Sort of」はそれぞれ「Kinda(カインダ)」「Sorta(ソウタ)」 。
「たくさんの」の「Lots of」は「Lotta(ロッタ)」、「の外」や「なくなる」を表す 「Out of」は「Outta(アウタ)」。
例文は次のような感じになります。
・I kinda like him(なんとなく彼のこと好きだな)
・I have a lotta works to do(仕事がたくさんあります)
・The copy machine is outta paper(コピー機は紙切れです)
また、「Have」を使う表現の「Should have」(するべきだった)、「Could have」(することができた)、「Might have」(したかもしれない)も、「Shoulda(シュダ)」「Coulda(クダ)」、「Mighta(マイタ)」とズボラ化されがちな英語表現です。
・I shoulda call him yesterday(昨日、彼に電話しておけばよかった)
・I coulda come here earlier(早く来ることもできたのに)
・I mighta left my bag at the office(事務所にバッグを忘れてきたかも)
一般動詞+TOはスボラ英語になりがち
いつも省略されちゃう悲しい単語OFとHAVE
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