元ヤン母のスケバン学生服で娘がコスプレ。ママ友仲間に過去がバレて…
今では子供のよき母親であっても恥ずかしい過去の1つや2つはきっとあるのが大人というもの。
それがヤンキー時代のものならなおさらです。
「中高生のころは剣道のハカマみたいな長いロングスカートをはいて学校に通っていたんです。今ならダサい以外の何物でもないですが、当時の私はそれがイケてる思って疑いませんでした」
恥ずかしそうに青春時代の思い出を話してくれたのは、杉本奈々枝さん(仮名・43歳/専業主婦)。
現在は手芸とガーデニングが趣味という素敵なママさんですが、10代のころは当時の不良少女たちが憧れたアイドル時代の工藤静香のような茶髪ロングヘアに派手目のメイクだったとか。
「中学時代は化粧禁止、茶髪も校則違反でしたが無視していましたし、担任に怒られようものなら逆ギレしてそのまま帰っちゃった。親が学校に呼び出されたのも一度や二度ではなかったです(苦笑)」
そんなイタすぎる思い出をずっと封印し、記憶の片隅に追いやっていましたが、最愛の一人娘によってフラッシュバックさせられてしまったといいます。
「娘が中学校3年生のとき、文化祭で仮装行列をやることになったんです。それに娘もクラス代表で出ることになり、『ママ、絶対に見に来てね!』と言われ、楽しみにしていたんです。ただ、何の格好をするのかは『当日のお楽しみ』と教えてくれませんでした」
おそらく、ほとんどの読者の方は想像がついていると思いますが、仮装行列で奈々枝さんの娘さんが披露したのはロングスカートのセーラー服姿という昔の不良少女。茶髪ロングヘアのウィッグを着用し、濃いめのメイクはヤンキー時代の彼女にウリふたつでした。
「特に制服はデザインやスカートの丈の長さといい、私が昔着ていたものにそっくりでした。だから、余計に恥ずかしく感じました」
イベント終了後、娘さんは奈々枝さんのもとに来て、一緒にいたママ友たちに挨拶しましたが、ここで爆弾発言が飛び出します。
「ママ友の1人が『この衣装どうしたの?』って尋ねたら、さも当たり前のように『コレ、ママが昔着ていた制服なんです。おばあちゃん家に行ったときに見つけちゃったので借りてきたんです!』と満面の笑みで答えたんです。
娘は夫に似てちょっと天然なところがあるのですが、まさかこの場面で出てしまうなんて……。私が今まで築き上げてきたイメージが崩れた瞬間でした」
家族にも隠していた学校一の不良少女だった過去
実家に眠っていたスケバン学生服を娘が無断で拝借

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