囲み目メイクがまた流行中。古臭くなる/ならないメイク術はココが違う
美容ライターの西田彩花です。
トレンドには敏感でいたいもの。でも、そのトレンドメイクが必ずしも「良い」とは限りません。時には年齢不相応になってしまうことも…。今すぐ脱却したい、NGトレンドメイクをご紹介します。

今期のトレンドで一番注意したいのは、アイメイク。インパクトがあるメイクが流行しているため、大人の魅力を出しつつトレンドを取り入れたいところです。
まずは「濡れまぶた」。文字通り、濡れたようなセクシーなまぶたです。こういった質感のアイシャドウも発売されていますが、基本的には若い子向けだと認識した方が良いでしょう。
写真左はグロッシーな濡れまぶたアイシャドウを使用しています。セクシーというよりも、なんだか下品に見えてしまうのです。また、まぶたのくぼみを強調して老け顔に見えてしまうというデメリットも…。
右は、ラメ感で濡れまぶたを表現したもの。大人の女性は、この程度にとどめた方が上品に仕上がります。
●キャンメイク ジューシーピュアアイズ 04 スウィートベージュ
写真右で使用しているのはこちら。真ん中のラメが秀逸で、立体感を出しながら品のある濡れまぶたをメイクできるんです。まぶたのくぼみもカバー。プチプラでお財布にも優しい。
●シャネル イリュージョン ドンブル
ハイブランドであれば、オススメは断然こちら。全色美しいツヤ感で、大人の色香が漂う濡れまぶたに!
ナチュラルメイク志向の中、少し前から強めのアイメイクも注目されています。この秋冬も話題なのが、囲み目メイクです。
写真左は、リキッドアイライナーでガッツリ囲んでいます。ケバケバしい上、ちょっと古臭い印象を受けませんか? ガッツリ囲み目メイクは、10年ほど前に流行しました。それを想起させるので、時代遅れ感があるのです。
今囲み目メイクをするのであれば、ふんわり感を意識してください。写真右のような感じです。こちらはアイライナーで囲まず、アイシャドウの締め色で囲んでいます。また、目尻に丸みを持たせるよう意識するのもポイント。
優しい印象になるよう心がけてください。
アイメイク以外でも注意したいトレンドがあります。
まず、アイブロウメイク。太眉流行が長く続いていますが、この秋冬は柔らかいアーチ型の太眉がトレンド。しかし、太眉でアーチ型だと、野暮ったい印象になりがちです。明るめの眉マスカラで存在感を薄めると良いでしょう。
また、濃いめのルージュにも注目が集まっています。しかし、大人の女性が取り入れると、ケバケバしさが全面に出てしまう可能性が。ワントーン落として肌の色から浮かないようにしましょう。さらに、マットリップは唇の縦ジワを目立たせてしまいます。ツヤ感のあるルージュを使うのが正解。
トレンドだからといって、闇雲に取り入れようとするのはNG。年齢も意識して、美しいと思える仕上がりを目指しましょう。あなたに似合う形でトレンドメイクを施すのが良いオンナの条件です。
<文/西田彩花>
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