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安いと話題の「ネット生保」で家計を節約…そのカラクリは?

 消費税率が8%に上がって早1カ月。消費税が上がっても、そう簡単にお給料が上がるわけじゃない……。4月の給与明細を見て悲しいため息をついた人もいるのでは? 

節約に効くのは、毎月出ていく「固定費」の見直し



家計 そんななか、株式会社マクロミルが昨年10月に行った「消費税に関する調査」では、約7割の人が増税を機に「食費・飲料費を節約する」と回答したそうです(20~60代の男女1000人)。たしかに、食費は意識して節約しやすいモノではありますよね。

 でも、“必殺技・我慢”ができる一人暮らしの社会人ならまだしも、育ち盛りの幼子を抱えるご家庭は、そうもいかないはず。子供たちにひもじい思いなんかさせたくないのが親心ってもんです。

 やみくもに食費を削る前に、ぜひ実践したいのが「固定費の見直し」。支出の内訳を見てみると、「食費」や「交際費」のように変動するものよりも、「通信費」や「生命保険料」のように、それほど多額ではないけど毎月一定額が出ていくものが意外と家計の負担になっているのです。

 最近では「保険は入っていたいけど、もう少し金額を抑えたい」という保険料節約派の人たちが増えているらしい。そのひとつの選択肢が、低価格な保険料で勝負する“ネット生保”に乗り換えるという方法です。

 ネット生保という名の通り、営業マンを通さずインターネットから申し込みができる保険なのですが、日本の大手生命保険会社からネット生保に切り替えると、節約になる人が多いとのこと。

 なぜ保険料が安いかというと……一般に、ネット生保は営業職を持たないため、人件費など経費が抑えられていることがひとつ。さらに、「掛け捨て」でシンプルな保障プランによって、“自分にとって必要最低限の保障”の商品を選びやすいことがあります(逆に言えば、「掛け捨て」ってことは、「保険で貯蓄しよう」という考えを捨てることになります)。

 たとえば、ネット生保の先駆けである「ライフネット生命」が契約者に取ったアンケートでは、「1カ月平均で9014円、年間10万8168円相当の節約になった」という調査結果がでているそうです(2014年1月29日~2月6日、契約者アンケート。有効回答3041名のうち「保険を見直して保険料が削減できた」と回答した1278名の平均)。

本当に自分に必要な保障だけにするのがコツ



 そんなライフネット生命では、5月2日からさらなる値下げを実現した新プランが始まるそうで“業界最安水準(※)”を謳っています。新プラン「定期死亡保険 かぞくへの保険」と「終身保険 新じぶんへの保険レディース」を例に、ライフネット生命に安さのカラクリを聞いてみました。

生命保険「定期死亡保険 かぞくへの保険」は、亡くなったあと家族のために保険金を残す保険。

 たとえば30歳男性(保険期間10年、保険金1000万円)のケースだと、月額保険料が旧プランの1328円から、新プランの1230円に値下げされるそうです。でも、同じ保障にもかかわらず、なぜ値下げできたんですか?

「まず、業務効率を改善したことで、会社の運営経費である付加保険料を削減しました。さらに、現在20万件を超えたご契約者様にお支払いしている、保険料や給付金のデータが蓄積され、過去の支払発生率の検証等から収益性を踏まえた値下げが可能になったんです」(ライフネット生命・広報)

 そして、もうひとつの新プランが「終身医療保険 新じぶんへの保険レディース」。

 “レディース”と銘打つ通り、女性特有の病気で入院した際に入院給付金が上乗せされるなど、女性向けに作られたのがこのプラン。乳がん、子宮がん、子宮筋腫や帝王切開など、女性特有の病気をカバーできる内容になっているそうです。

「若い方でも女性ならではの病気で入院されている方が多いことがわかり、“女性向け商品”を希望する声も多かったのが、このプラン新設のキッカケです。女性特有の病気で入院する方には、通常の入院給付費に加えて『女性入院給付金』を上乗せします」(同)

 たしかに、小さな子供を抱えるお母さんや働き盛りの女性の入院は、なにかと支障が出がちですよね。

 この保険には、「保障は必要最低限でいいから月々の保険料を節約したい」人向けの「エコノミーコース」と、「保険料はもうちょっと払っても手厚い保障がほしい」という人のための「おすすめコース」が用意されているとか。

「エコノミーコース」の場合、30歳の女性(保険期間・保険料払込期間:終身 / 入院給付金日額:5,000円 / 1回入院の支払限度日数:60日)ならば、月額保険料は1776円。 この額なら、払っていけそう……。

「エコノミーコースは、『入院給付金+手術の保障のみ』という、最小限の保障に特化しているので、お安く提供できました。

それだけでは不安という方には、がん診断時に『入院給付金日額×100倍』の一時金を一括でお支払いするなど、『これだけ入っておけば大丈夫』という『おすすめコース』をご用意しました。

 ご自身のニーズに合わせてプランをお選びいただけます」(同)

 ※詳しいプラン内容は、同社HP参照 http://www.lifenet-seimei.co.jp/

 保険は住宅の次に高い買い物。となれば、月々の支払い金額からプラン内容までしっかり吟味していきたいですね。たとえば、未婚で子供もいないのに「定期死亡保険」に入る必要はないとか、ガッツリ貯金があるなら「医療保険も必要ない」と考える人もいるでしょう。

「とりあえず保険に入っておけば安心」という時代はもう終わり。生活に合わせた保険を選んで、上手に節約しましょう。

※ネット生保4社の定期死亡保険(リスク細分型を除く)を「保険金額1,000万円/保険期間10年)」で比較

<TEXT/大貫未来(清談社)>




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