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夫の不倫相手が家に不法侵入…台所で起きたトンデモ「明太子事件」とは

不倫発覚、その後。 Vol.10>  不倫事情を長年取材し著書多数のライター・亀山早苗さんがレポートする、不倫発覚後の“夫婦の行方”。(以下、亀山さんの寄稿)

夫の不倫相手が不法侵入、“カイトウ明太子事件”とは!?

 事実は小説より奇なりというのは真実だ。今まで実際に聞いた話で、「そんなドラマがあったら、絶対嘘だと言われてしまう」と思ったことが多々ある。  中でも興味深かったのは、「解凍明太子事件」だ。当事者であるユカリさん(52歳)は、それを「怪盗」にひっかけて、「ここは“カイトウ”とカタカナにしておいて」と笑った。当時は笑えなかったが、すでに5年前の話。もう笑うしかないのだという。
キッチン 明太子事件

写真はイメージです(以下同じ)

 5年前、ユカリさんが47歳、夫が59歳。ユカリさんにとっては早い結婚だった。大学を出た23歳で、一回り年上の男性と結婚した。彼は高校時代の恩師でもあった。結婚式を挙げたのは妊娠6ヶ月のとき。だからユカリさんが47歳のときは、長女が就職して家を出ていき、大学院に進んだ次女が同居していた。  当時、ユカリさんはフリースクールの講師をしていた。早めに仕事が終わり、夕方4時頃、家にたどり着くと玄関ドアの左脇の厚いガラスが破られている。 「泥棒だと思って、そうっとドアを開けると、玄関に見知らぬ女ものの靴が脱いである。女の泥棒なら、私でも対処できるかもしれないと思い、玄関を上がったところにいざというときのために置いてあったバットを持ってリビングに入っていきました。でも誰もいない。  そうしたら台所から電子レンジを回しているような音が聞こえたんです。そのまま台所へ入っていくと見知らぬ女が、電子レンジを凝視している。『あんた、誰』と言った私の声は震えていたと思います」 辛子明太子 怪盗明太子事件 留守の間に家に入り込んで、台所で電子レンジを凝視している女。それは震えるだろう。女が振り向いたのと、電子レンジが「チン」という音を立てたのは同時だった。 「やっぱり知らない女なんです。すると彼女は、電子レンジを開けて中から皿を取り出した。そこで解凍されていたのが明太子だった。彼女はそれを眺めながら、『ここでこうやって彼のために料理を作るのは私なのよ、本来は』と言ったんですよね」  解凍明太子は、怪盗明太子でもあったわけだ。
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そのとき妻がとった行動は!?
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