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39歳女性、子は持たないと決めたのに…母のひと言に心がザワつく

 33歳で結婚し、現在は旦那さんと都内のマンションで暮らす森山怜奈さん(仮名・39歳・自動車メーカー)。「結婚当初に夫婦でしっかり話し合い、子どもは作らないと決めました」とのことですが、その理由は?
出産

写真はイメージです(以下同じ)

「私は仕事にすごくやりがいを感じていて、海外赴任や昇進など、どんな打診にもいつでも臨機応変に対応したいという気持ちが強かったんです。つまり、出産を理由にキャリアをあきらめたくなかったんですね。夫は私のそんな気持ちを理解してくれているし、夫は夫で仕事に夢中で子どもを持つことに別に執着がなかったので、意見が合わず揉めるようなことはありませんでした」

「子育てって自分を削る大変なことなんだな」

 また、子持ちの友人たちの様子から理想とするものが見えなかったことも、子どもを作らない決意に繋がったとか。 「子育て中の友人たちは幸せそうではあるけど、正直、自分の時間を奪われいろんなことを諦めているように見えるんです。やりたい仕事や趣味だけでなく、本当は着たい服や本当は食べたいものなど、何から何まで。  服や食べ物まで我慢するのは短い期間だとは思いますが、そのまま“母親モード”になって本当に自分が好きなものややりたいことを忘れちゃってるような人って少なくないですよね。そういう姿を見ると、『子育てって自分を削る大変なことなんだな』と思ってしまって」  さらには、子持ちの人は子どものことをカリカリ怒ったり心配したりしている時間が多く、それも森山さんにとっては“もったいない時間”に見えるそう。 育児「もちろん、子育てには他の何にも代えがたい幸せや喜びがあるんでしょうけど、それを差し引いても、自分を犠牲にする時間やシチュエーションが多いように私には感じられるんです。なかには、うまく折り合いをつけて出産前に近い環境を作り出している人もいると思いますが、それにはある程度のお金や周りの協力も必要ですよね。  私たち夫婦はそこまでして子どもを持ちたいとは思わないし、だったら一度きりの人生、自分自身を優先してしまってもいいんじゃないかなって」

子を持たない選択のおかげで、夫婦の時間も仕事も充実

 こうして子作りは考えず仕事に没頭した森山さんは、37歳で管理職に。いま現在も夫婦揃ってバリバリ働き、週末はゆっくりと映画や外食を楽しみ、年に1~2回は海外旅行へいくという申し分ない生活を送っているといいます。 「この数年の間に、出産&育児のために退職した人や、部署異動や時短など働き方を変えた人を何人か見てきました。出産したからって会社のほうから会社を辞めさせられることはないですが、やっぱり妊娠中や産後数年は第一線で身軽に働くのは難しいケースが多いですよね」  とはいえ、決して子ども嫌いではないという森山さん。街で赤ちゃんや子どもを見かけると「かわいいな」と思うそうですが……。 「もういい歳なので、子どものかわいさや瑞々(みずみず)しい生命力に無性に触れたくなることはあります(笑)。そんなときは、電車ですぐの実家近くに甥っ子や姪っ子がいるので、会いに行ってたっぷり可愛がらせてもらうんです。いいとこどりの“疑似子育て体験”ですね。それで十分満足できているので、私の場合はこれでよかったんだと思います」
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胸をざわつかせた、母親のひと言
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