Lifestyle

「妻がDVの怪物になった」うつ状態の夫に浴びせた罵倒と、お金の要求とは…

ぼくたちの離婚 Vol.9 あなたのせいで、わたしは不幸 #3】 “言葉を使うクリエイター”である田崎博さん(仮名、38歳)は、同業者の皆子さん(仮名、43歳)と同居・入籍して以来、彼女の尋常ではないモラハラを受けるはめに。予定している結婚式の準備でも、皆子さんに理不尽ないらだちをぶつけられてきたが、なんとか田崎さんの実家・新潟での式にこぎつける。
※写真はイメージです(以下同)

※写真はイメージです(以下同)

 ただ、披露宴を兼ねた両家の食事会で、皆子さんの母親はほとんど口を開かなかった。 「あとでうちの母が、皆子さんのお母さんが全然しゃべらなくてお礼しか言ってなかったけど、大丈夫? と心配してきました。今思えば、皆子に“式で余計なことをしゃべるな”と釘を刺されていた可能性が高い。はじめて会いに行った時に上の空だったのも、緊張で2日間眠れなかったのも、皆子にプレッシャーをかけられていたんでしょう。皆子が母親の結婚式欠席をほのめかしたのは、皆子にとって都合の悪いことを、田崎家に漏らされたくなかったのかもしれません」  あくまで田崎さんの推測だが、たしかに辻褄は合う。とはいえ、帰りの新幹線での皆子さんはすこぶる上機嫌だったという。式で撮った写真を仕事仲間たちにLINEで大量に送信し、ブーケの押し花サービスも楽しみにしていたそうだ。ところが……。

「こんな人と結婚した私がバカだった」

「式の2日後の夜にまた大荒れして、『離婚届を取ってきて!』と言われました。理由を聞くと、『私は結婚式の間じゅう、ずっと嫌だった。やはり新潟でやるべきじゃなかった。こんなのは私の結婚式じゃない。一生の後悔として、記憶に残り続ける』って。でも、帰りの新幹線ではいい式だったって言ってたじゃないと言うと、『その時はそういう気持ちだったけど、今は違うの!』とまたキレる。もう、手がつけられません」 ※写真はイメージです その後2、3週間、皆子さんは毎日のように深夜まで田崎さんを罵倒し続けた。罵倒の対象には、田崎さんの親兄弟や親族、そして「新潟」までもが含まれていた。 「『あなたのせいで私は一生不幸だ。こんな人と結婚した私がバカだった』と執拗に言われました。僕は毎晩のように何時間も説得を試みましたが、今回ばかりは聞く耳を持ってくれません。できるだけ優しい言葉で『そんなこと思ってもいないよ』『愛してる』『大丈夫』などと言い続けましたが、『私のことをバカにしてるんでしょ!』と取り合わない。ベッドの中でも暴れて、『新潟に帰れ!』と叫びながら、僕をベッドから突き落とすんです」
次のページ 
夫の「うつ」を笑い飛ばす妻
1
2
3
4




あなたにおすすめ