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職場W不倫がバレて泣く夫「それでも関係を続けたい」

 夫の職場不倫が発覚してから1年半、まだ関係は続いている。相手も既婚者、しかも夫婦2組は同じ職場だ。延々、4人で会って話をしてきたが、まだ結論は出ない。こんなこと、実際にあるんだろうかと思われるかもしれないが、事実である。
ベランダで考え込む男性

写真はイメージです(以下同じ)

「40代で自信を失う男性は少なくない」と語るのは、不倫事情を長年取材し著書多数のライター・亀山早苗さん。仕事も家庭もある男性が、リスクを冒してまで道ならぬ恋に落ちる――その背景にある「男の虚しさ」とは? 不倫の恋に身をやつす男性の心情を、亀山さんがレポートします。(以下、亀山さんの寄稿)

子離れできない寂しさから

 話してくれたのはミチコさん(仮名/45歳)。2歳年上の夫と結婚して18年。高校生と中学生のふたりの息子がいる。ミチコさんの実母が近くに住んでいたこともあり、協力をあおぎながら共働きでがんばってきた。 「夫は釣りが大好きで、子どもたちが小さいころは毎週末、男3人で釣りに行っていました。私も一緒に行くこともありましたね。家族で一緒に遊ぼう、みんなで笑おうというのが夫のポリシー。この人と結婚してよかったとずっと思ってきたんです」  それが微妙に変化してきたのは、下の子が中学に入ったころから。息子ふたりは部活のサッカーに夢中になり、親と遊んでくれなくなっていく。 「私も地元のママさんバレーで楽しんでいたんですが、夫はひとりで釣りへ。それでも週末は一家で外食をしたりしていましたが、長男が外食を拒否することも増えてきました。大人になっていく段階だからしかたがないんですが、夫は急に寂しくなったみたいですね」

家庭は大切、でも別れたくないと泣く夫

 そんなとき、同じ部署のA子さんと親しくなっていったようだ。妻に言ってもわかってもらえない孤独感をA子さんが癒やしてくれたのだろうか。 不倫「夫の態度がおかしかったので問いつめたら、あっさり白状したんです。だけど『彼女とは別れたくない』と泣くんですよ。A子の夫も部署は違うけど同じ職場。これって修羅場じゃないかと不安を感じました」  ミチコさんはすぐにA子さんの夫に連絡をとった。彼もうすうす勘づいてはいたらしい。4人で会って話し合おうということになった。 「どんな話が出るかわからないから、場所はウチで。子どもたちがいない土曜の午後に来てもらいました。離婚する気があるのかと聞くと、夫もA子もないという。家庭は大事にしたい、だけど別れられない、と。A子の夫と私は呆れるしかありません。そんな態度じゃ夫婦としてやっていけないだろうとA子の夫が言うと、『私はあなたが好き。だけど彼を愛してしまったの』とドラマでも言わないようなセリフを言って泣く。うちの夫もそれを見て泣き出すし。収拾がつきませんでした」  それ以来、夫婦は何度か会って話し合っている。
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土曜日、ふらりと出ていく夫…
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