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アカデミー賞のタキシードドレスで話題のビリー・ポーターってどんな人?過去のファッションも華麗

 今年のアカデミー賞にタキシードドレス姿で登場して話題を独占した俳優がいました。
 彼の名前はビリー・ポーター。授賞式前の特番でレッドカーペットを歩くスターたちにインタビューしていただけの人物ですが、今や世界中のメディアが注目する時の人です。

人気ミュージカルのドラァグクイーン役で大ブレイク!

 アカデミー賞ではレッドカーペット中継にもたっぷり1時間以上使い、受賞式に出席するスターたちにインタビューを行う前番組を放映します。  今年、そのレポーターの一人として登場したのがビリー・ポーター。インパクトの強いタキシード・ボールガウンドレスで登場し、本来なら主役であるはずのノミネート俳優や監督たちよりも存在が際立ってしまったのです。
 こう見えてすでに49歳のビリー。キャリアは長いのですが、これまで舞台を中心に活躍していたというから、遠い日本にいて彼の名前を知らない人が多いのは当然ですのでご安心ください。
 ブロードウェイで『グリース』や『ジーザス・クライスト=スーパースター』などヒットミュージカルに出演後、『キンキーブーツ』で演じたドラァグクイーン役で大ブレイク。
 同作で2013年のトニー賞でミュージカル主演男優賞を受賞、キャスト・アルバムでグラミー賞の最優秀ミュージカル・シアター・アルバム賞も受賞した、歌って踊れるマルチタレントです。

過去の授賞式でも存在感、モットーはジェンダーレスファッション

 近年ではテレビにもその活躍の場を広げているビリーは、昨年からケーブルチャンネルFXで放送されているドラマ『Pose(原題)』に出演。  同作の演技で各賞のドラマ部門主演男優賞にノミネートされており、過去の授賞式でも存在感のある衣装で周囲を魅了していた様子が『ニューヨーカー New Yorker』や『ハリウッド・レポーター Hollywood Reporter』など各メディアで報じられ、今さらながら話題になっています。
 たとえば、AFIアワードで着た金色に輝くマキシ丈ドレス、クリティクス・チョイス・アワードのタキシードジャンプスーツ、そしてゴールデン・グローブ賞で着た制作に半年を要したというパンツスーツとマント。
 ゲイであることをカミングアウトし、LGBTQへの理解を求める活動にも力を入れるビリーのモットーは、「男だから、女だから」という既成概念を取っ払った着こなし。今回のアカデミー賞授賞式にも2017年に同性婚したアダム・スミスと一緒に出席しました。
 そんな彼にはファッション界のファンも多く、今年2月4日から開催されていたニューヨーク・ファッション・ウィーク・メンズショーではオフィシャルアンバサダーも務めていました。

男がドレスやスカートを着て何が悪い?男らしさの定義に疑問

 アカデミー賞でのタキシードドレスについて聞かれたビリーは『E!』の取材に対し、「女性がパンツスーツで現れると男らしくてかっこいいと言われるのに、男性がドレスを着るとおかしいと言われる。この状況はおかしい」と答えています。
 最近、女優がパンツスーツで授賞式に現れることが多くなり、今年のメンズファッションの秋冬トレンドにはスカートが急浮上していると聞きます。ジェンダーレスファッションが一般化するこのご時世、「なんで男性がドレスを着ちゃダメなの?」と問われれば返す言葉もありません。
 日本でもつい先日、「女子力」や「男らしい」ことへの定義について俳優の志尊淳(23)がツイートし反響を呼んだばかり。  男性のドレスに驚いて書いているこの記事自体がもう時代遅れなのかもしれませんね。 Sources:「Hollywood Reporter」「New Yorker」「E!」 <文/アメリカ在住・橘エコ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
橘エコ
アメリカ在住のアラフォー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。ゴシップ情報やアメリカ現地の様子を定点観測してはその実情を発信中。
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