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“自分磨き”に1000万円かけた40歳女性。資格やセミナーにハマった結果…

 人は誰しも“本当の自分”を探し続けるものなのかもしれません。だからこそ、女性ならたとえば自分磨きのために習い事を始めたり、ダイエットや美容に取り組んだりするのでしょう。
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写真はイメージです(以下同じ)

「でも、“本当の自分”への幻想は、ときに人生を変化させすぎてしまうこともあるんですよね」と語るのは、文恵さん(40歳・仮名)。彼女の友人である晴子さん(40歳・仮名)は、自分磨きを頑張りすぎた結果、道を踏み外してしまったのだと言います。

仕事に疲れ、自己啓発セミナーにハマる

 専門職として忙しく働いていた晴子さんは、40歳を過ぎた頃、自分の人生やキャリアに迷いはじめたそう。「この仕事を一生していくのかな」「本当にやりたい事は、なんだろう」「自分に向いていることって、何?」……そんな悩みをモヤモヤと抱いた彼女は、まず自己啓発本を数冊読み、本当の自分を探し始めました。 「心から湧き上がることに目を向けてみる」「得意なことで稼ぐ」「人から求められるスキルを見直す」……など本から色々と学んだ後、彼女は実際に自己啓発セミナーへ参加するようになります。ここまでは自分の人生に前向きな女性のようにも感じられますが、文恵さんいわく「それ以降、彼女はだんだんとおかしな方向へ動き出す」のです。 セミナーにハマる女性 自己啓発本&セミナーにハマり出した晴子さんは、ある時からコーチングやNLP(別名・脳の取扱説明書とも呼ばれる心理学)などといった、心理面でのアプローチにハマり出したそう。  実際にコーチの資格を取得もしたようですが、周りには意識高い系女子に見えていた……ことはなく、だんだんと警戒心を強められていったのだとか。 「あのときの晴子は、正直怖かったです。会うたびにテンション高く今やっていることを話すのですが、毎回ハマっているものが違うんですよ。彼女的には一本筋が通っているのかもしれませんが、こっちからするとただやみくもにセミナービジネス、資格ビジネスにハマっているみたいに見えました」

スピリチュアル方面にもハマり、投資額は1000万円近くに…

 こうしてだんだんと周囲からも「あの子大丈夫?」と思われていた晴子さんですが、自己啓発の後は、「引き寄せの法則」に始まり、スピリチュアル方面にもどっぷりハマり出したのです。 スピリチュアル「私が知っている限り、オーラソーマ、レイキ、あと占いもいくつか勉強してました。前に一緒に食事に行ったら、急に食べ物や水に手を当て始めて、『何してるの?』って聞いたら、エネルギーを浄化しているって言われて、リアクションに困りました」  文恵さんが本人に聞くと、晴子さんは自分探しに関する勉強からスピリチュアル分野までを学ぶ間に、合計で1000万円近くもかけていたのだとか。もう一度大学に入り直すレベルの出費に、友人として思わずがく然とした文恵さんでした。
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自分磨きで手に入れたものは
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