ドトールで太らないために、食べていい/ダメなサンドとは?
管理栄養士の川村郁子です。
美味しいコーヒーをリーズナブルに楽しめ、またホットサンドなどのクオリティも高いドトールコーヒー。食べ応えのあるミラノサンドや、とろ~りとろけたチーズの美味しいホットサンドもたまりませんよね! 私も大好きでよく利用しますが、選ぶフードメニューと組み合わせるドリンクによって、意外と高カロリーになることも……。
そこで今回は、ドトールをヘルシーに楽しむポイントを紹介します。ランチを選ぶ際の参考にしていただけると嬉しいです。
食べ応えのあるミラノサンドですが、公式サイトによると全体的に400kcal前後で、炭水化物も40~50g前後とフードメニューの中では多い方です。しかし、レタスなど生の野菜が食べられるというメリットもあります。
数種類ある中で、栄養価が大きく違うわけではありません。なので、好きなものを選べば良いと思いますが、しいて言うならば「鴨肉のローストサンド」が総合的に栄養バランスのよい方だと思います。
理由は、ミラノサンドの中で炭水化物量(42.4g)も少なく、カロリー(389kcal)も少なめなのにタンパク質(17.9g)が多いからです。また、塩分(1.9g)もミラノサンドの中で低い方なので、塩分を控えたい、タンパク質をとりたいという方にも良いと思います。
ちなみに「ビーフパストラミ&生ハムサンド」は塩分2.9gと今のミラノサンドメニューの中で最も塩分が多いです。
ただし、サイドメニューで甘いラテなどと組み合わせると一気に糖質過多になるので、砂糖の追加されていないドリンク(カプチーノや無糖のラテ、ブレンドコーヒーなど)を選ぶと良いでしょう。
また、一見ヘルシーそうに見える「スモークサーモンとプリプリえびサンド」はタルタルソースがたっぷりなので、ミラノサンドの中でも脂質(21.8g)がダントツで多いという落とし穴が。どうしても食べたい場合は、脂質がゼロのストレートティーやブレンドコーヒーなどを選ぶと良いでしょう。

ミラノサンドは炭水化物が多め。選ぶなら…

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