『まんぷく』の濃いキャラ、塩軍団、壇蜜、岡崎体育…最終回前に再登場はあるか?
最終週に突入し、いよいよ3月30日に最終回を迎える朝の連続テレビ小説『まんぷく』。視聴率も安定的に20%を超え、波乱万丈ながらも明るいストーリーも好評、今から視聴者たちのロスが懸念されるほどです。
そんな『まんぷく』の大きな魅力は、なんといっても主人公の夫・萬平(長谷川博己)をはじめとする登場人物の個性の強さ。メイン登場人物以外にも、数週だけ登場して展開と共に去っていった思い出深いキャラクターもたくさんいました。
朝ドラの最終週は、総括的に以前登場していたキャラが出てきたり、その後が報告されるということがよくあります。現に3月25日に放送された最終週第146回では加地谷圭介(片岡愛之助)が再登場し、ツイッターのトレンド入り。視聴者を歓喜させました。
そこで、最終週を前に思い出深いキャラクターたちを振り返ってみましょう。
まずは再登場で話題になった加地谷圭介から。立花萬平のかつての共同経営者・加地谷圭介は、序盤のメインキャラでした。
登場時から上から目線でどこか怪しい雰囲気をかもしだしていましたが案の定、萬平に軍事物資を横流ししていた罪をなすりつけ、逃亡してしまいました。その後はスナフキンのようにハモニカを吹いている浮浪者としてあらわれ、萬平に罪を許されたと思いきや、再び姿を消し……。
稲村大悟は、萬平が加地谷に着せられた無実の罪で収監された時に、のちの萬平の考え方に繋がる重要な至言を与えた牢名主的存在の男です。
「僕はやっていない!」とご飯を食べずに拷問に耐えていた萬平に「生きてここを出なな。死んでもうたら二度と会えんぞ! 食え!」と言った稲村。その言葉は萬平に生きる意味を見出させ、はいつくばって泥だらけの握り飯を食べるという序盤の重要なシーンに繋がりました。
あさイチの朝ドラ受けでも「懲役400年してそう」と博多華丸さんに言われていた稲村。その強烈さから、のちのち何かしらの場面で、助けて出てくるはずだとふんでいた視聴者もいるようです。
クーデターの疑いで進駐軍に収監された萬平たちを見張る兵士として登場したのが、日系人の兵士・チャーリー・タナカでした。ミュージシャンとしても活躍する岡崎体育演じるその男は、小太りの関西弁で、見た目や言動が鼻につくいけすかないキャラとして、同じく収監された世良(桐谷健太)らと丁々発止のやりとりを繰り広げていました。
加地谷圭介(片岡愛之助)
しかし、萬平が再度収監された際は、その噂を聞きつけたのか彼を助けようと、チンドン屋となった現在のピエロのような格好で「萬平君はわるくなぁああい」と訴えながら、一瞬だけ登場しました。その後は音沙汰がありませんでしたが、3月25日の再登場時にはキグルミ姿の社長として登場! 彼の人生は萬平に負けず劣らず波乱万丈だったようです。
稲村大悟(六平直政)
チャーリー田中(岡崎体育)
しかし、萬平たちが『赤とんぼ』を唄っていると、タナカも思わず口ずさんだり、疑惑が晴れて、皆が牢屋を出てゆくとき、「ダネイホン。俺も食うたけど、言う程まずうなかったぞ」などと優しい言葉をかけるなど、出番は少ないながらも多くの人の印象に残った登場人物でした。疑惑の構図ですね pic.twitter.com/S6hb6ygLK2
— 岡崎体育 (@okazaki_taiiku) 2018年12月3日
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