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人気歌手がエイプリルフールで大炎上。傷つく女性も多い「妊娠ジョーク」とは

 新元号が発表され、日本中が「令和」の話題で持ちきりとなった4月1日。毎年注目される「エイプリルフールおふざけ」も、この歴史的瞬間の陰にかすんでしまった感は否めない。  それでも、各企業は秀逸な「おふざけ」をSNSなどで公開し、ネット上をにぎわせた。その一方で、海の向こうでは、あるエイプリールネタが大炎上する事態に。日本でもよく知られるスーパースターがついたその「嘘」に波紋が広がっている。
 今月1日、インスタグラムで妻の妊娠をほのめかした後、エイプリールのジョークだったと明かした人気歌手のジャスティン・ビーバー。これが「無神経」だと猛烈なパッシングを浴び、謝罪する事態となった。  ジャスティンはこう説明している。 「いつだって傷つけられたと思う人、ジョークが余り通じない人がいる。僕はいたずら好きだし、エイプリルフールだったのに。子供ができない人たちに無神経だったわけじゃないよ。両親に自分の妊娠を伝えてリアクションを見るのは、僕の周りではエイプリルフールの定番だけどね」 「でも僕は謝る。責任を持って傷ついた人々にごめんなさいと言うよ。ジョークで人を傷つけたくなんかないから。妹の誕生日会で、笑わせようとケーキを彼女の口に押し込んだら泣いてしまった感じだ。人の気持ちがどう傷つくのかはわからないものだ。ある人は笑い、ある人は傷つく。冗談を言うのも一か八かなんだね」  ことの発端は、エコー写真をSNSに投稿し、妻ヘイリー・ビーバーの妊娠を示唆したことだった。だが、エイプリールだったこともあり、フォロワーらは「冗談でしょ」と一蹴。
 するとジャスティンは「もし、エイプリールだからと思っているなら…」とコメントを付け、病院らしき場所で、医師らに囲まれお腹を押さえるヘイリーの写真をアップ。この写真によって、今度は多くの人が妊娠の話を信じ「おめでとう!」と祝福ムードとなった。
 つい先日も「良き父親になりたい」と語っていたジャスティン。それもあって、ファンからは祝福コメントが多数寄せられた。…が、ヘイリー妊娠の真実味が増してきたところに、今度はエコー写真に子犬が横たわる合成写真をアップ。さらに「オーマイガー! エイプリールだ」とコメントを付け、おふざけであったとネタ明かしをした。

「妊娠をエイプリルフールのジョークにしないで」自粛呼びかけも

 このジャスティンの一連の悪ふざけに、「無神経だ」「ユーモアのセンスなさすぎ」と批判が殺到した。特に多く寄せられたのが、不妊や子供を失くした人たちに対する配慮が足りないという声。 「長く不妊で苦しんできた人々にとって、エープリルフールにウソの妊娠発表を見るのはとてもつらいものです」 「どれだけの女性が、不妊や流産で苦しんでいるかわかってるの?」  ジャスティンのアカウントには、不妊でつらい経験をしたとされるユーザーから、こういったコメントが多数書き込まれている。  最近では、エープリルフールの「妊娠ジョーク」の自粛を求める声がネットを中心に強くなってきている。実際、今年も4月1日を前に、SNSなどでは「妊娠をジョークにするのはやめよう」と呼びかけられていた。  こうした動きがある中、妊娠をエープリルフールのジョークにしてしまったジャスティン。また、3月31日には人気ラッパーのニプシー・ハッスルが射殺され、大きな悲しみのなか多くの人々が「命の重さ、尊さ」を改めて実感しているという状況でもあった。  真摯に謝罪したジャスティンのインスタグラムには、「気にし過ぎなくてもいいと思う」といった励ましの声も寄せられているというが…。  笑えないジョークで炎上・批判を引き起こすエイプリルフール。本人に悪意は全くなくても、他人に対する配慮や、そのときの状況をしっかり考慮した上でないと、また同じようなことが繰り返されてしまうだろう。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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