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相手を束縛しない「パートナー制度」が心地いい。恋人でもセフレでもない

幸せのための恋愛実験】  互いを「彼氏」「彼女」という言葉で縛らず、でも大切にしながら愛し合いたい。そんな気持ちから「お付き合い」を廃止した26歳OL・藤しおんが、男女の新しい愛のかたちを1年間探り見つけた答えとは。

恋人ではないけど、セフレでもない関係

「好きだよ」 「私も好きだよ」  生まれたままの姿になり、身体を重ね合わせながらそのような愛の言葉を交わす私と彼だが、恋人同士でもなければ結婚相手でもない
「お付き合い」の関係性ではない「パートナー制度」に落ち着いた話

写真はイメージです(以下同)

 そういう関係を、“セックスフレンド”と呼ぶ人もいるが、私は彼を誰かに紹介する時にその言葉を活用したことは今までで一度もないし、今後も活用しないつもりだ。  セックスフレンドという単語を聞くと、“セックスだけを楽しむ関係”という印象を持たれがちだが、私達は“セックスだけを楽しむ関係”ではない。手をつないで都内をデートもすれば、旅行だって行く。数ヶ月前にそういう関係性になってから、北海道、新潟、富山・・・1ヶ月に1回は旅行に行った。  この、身体も心も非常に仲がよい関係性をセックスフレンドという安易な言葉で表現したくないと思い、お互いの事を「パートナー」と呼ぶようにしている。  周りを見てみると、「デートもするしセックスもする友達」という存在は、今の若者の恋愛感において、そこまで珍しくはないはずだ。

束縛なき恋愛関係「パートナー制度」の心地よさ

付き合っているようで、付き合っていない関係」この関係性がここまで心地よいとは思っていなかった。 束縛なき恋愛関係「パートナー制度」の心地よさ「浮気禁止」「誕生日・記念日を祝う」これらがオーソドックスな「お付き合いの決まりごと」だとしたら、付き合っていない私達からしたら、その約束事は皆無なのだ。「彼氏」「彼女」の固定概念からはずれて、自分たちで関係性を構築することができるのだ。  私達は、「基本はお互いだけをセックス対象者としよう。もし他に作りたくなったら、この関係性を解消し、普通の友人に戻ろう。」というルールだけを設けた。 「お付き合い」を選択すると、「束縛するのが当たり前」「記念日祝うのが当たり前」「結婚に向かうのが当たり前」「就職・転職は相談するのが当たり前」という関係性になる。そして、相手を束縛する度に自分自身も生きづらくなる気がする。  この付き合っていない、「束縛なき関係性」というのは、私にとって心地よいものなのだ。恋愛の楽しさ、癒やし、安らぎは手にいれて、恋愛の嫌な部分である、束縛をされないしすることもない。恋愛の美味しいとこ取りな気がする。  1年間、色んな恋愛を体験したけれど、今現状はこの関係をしばらくは続けようと思う。「今現状は」という言葉をあえて使ったのは、「心地よい関係」というのは年代と相手によって変わると思っているからだ。数年は続けようと思うが、「家族」が欲しくなったら婚活するかもしれないし、今のパートナーと結婚したくなれば、結婚するかもしれない。
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浮気する男女は後を絶たない
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