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バイト先の店長がパリピだった…強制「飲みニケーション」の地獄

 過重労働やパワハラなどによって、従業員を離職に追い込むブラック企業。近年では社員だけでなくアルバイトにまで過酷な労働を強制させる「ブラックアルバイト」も問題になっています。 「私がアルバイトしていた店は残業などはなかったのですが……」そう重い口を開くのは、フリーのイラストレーターとして働く坂井友梨佳さん(仮名・25歳)。今から2年前、友梨佳さんがフリーランスの兼業として選んだのが飲食店のアルバイトだったといいます。

好条件に惹かれて面接へ

好条件に惹かれ居酒屋バイトをする女性

写真はイメージです(以下同)

「働いていたのは新規オープンしたばかりのダイニングバーでした。『アルバイト一斉募集、髪型自由、ピアスOK』という求人に惹かれて面接に行くと、私と同じようにフリーランスで活動したり、夢を追っている若い人がたくさんいました。  面接をしてくれたのは店長で、見た目は少しチャラいけれど話しやすい印象でした。『掛け持ちでも全然大丈夫だよ!』と言ってくれて、すぐに採用が決まりましたね」  シフトは週4日、1日の勤務時間は深夜のみの6時間ほど。さらに時給は1500円と一見、好条件に見える飲食店のアルバイト。しかし、ブラックバイトだと思ったと友梨佳さんは振り返ります。

朝の5時から始まる親睦会

「まず、初日の営業が終わったときに店長が突然『これからバイトの子全員で親睦会やるから!』と言い出したんです。それも朝の5時とかですよ?」と友梨佳さん。 朝の5時から始まる飲み会 「何人かが『もう眠いんで帰ります……』と言うと『ダメダメ、バイトはみんな仲良くしないと!』と言われて、ほぼ強制的に店長の知り合いがやっているバーに連れていかれました。  そこで開口一番、『じゃあこれからは仲間になるわけだから』と言って店長が出してきたのはなんとテキーラ。それも30杯近くありましたね……。それを乾杯して一気に飲むんですが、私はテキーラが苦手なので一口つけて置いていたんです。  すると店長が『友梨佳ちゃん、ダメだよ~』と言って私の口元に無理矢理グラスを持ってきて……そこからの記憶はほとんどありません」  ヘタしたら急性アルコール中毒で死ぬかもしれない、アルコールハラスメント。絶対に許されない行為です。  ですが翌日、出勤すると店長は「昨日、ごめんね。飲ませすぎちゃって!」とあやまってきたので、友梨佳さんも水に流したといいます。しかし、飲食店従業員の「地獄の飲みニケーション」はこの日から始まることになるのです。
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信じられない時間から始まる飲み会
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