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劇場版『おっさんずラブ』は五角関係…ドキドキの新展開を徹底分析

 2018年、ドラマ界に旋風を巻き起こし社会現象にまでなった『おっさんずラブ』がついに映画となって帰ってきます。タイトルは『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』。8月23日より公開され、現在は予告編の配信、公式サイトオープン、さらに7月13日からは劇場版予習展覧会の開催が決定しています。
おっさんずラブ

※公式サイトより

 今回の映画では、これ以上ないくらいの大団円で終わったドラマのその後が描かれます。現時点で明らかとなっているのは、新たなキャストが加わり春田創一(田中圭)と牧凌太(林遣都)を中心とした「五角関係」が勃発するとのこと。一体どういうことなのか……予告編の映像から紐解いてみたいと思います。

謎の美青年、志尊淳演じる山田正義(ジャスティス)

 予告編ではドラマ版のダイジェスト映像が流れた後、まず「ラブ・バトルロワイアル勃発」という衝撃的なフレーズが飛び込んできます。そして「禁断の五角関係」。期待と不安が煽られる中、登場したのは主人公の春田。そして、彼の落としたパンツを拾い、手が触れ合う謎の美青年……。これが新キャストの一人である、志尊淳演じる山田正義(ジャスティス)です。
 公式サイトによると、山田正義(ジャスティス)は東京第二営業所に配属された新入社員。絵に描いたようなキラキラネームである彼は、陽気な性格で春田に懐いている模様。予告編でも「春田さんってお兄ちゃんみたいですね」と、何かのフラグが立ちまくりのセリフを披露しています。  そして志尊淳は、これまでNHK連続テレビ小説「半分、青い。」で漫画家を目指すゲイの青年や、同じくNHKの「女子的生活」で女装男子を演じてきました。今作でも春田と牧の関係にどの様に絡んでいくのか、要注目です。

新たなおっさん登場、沢村一樹演じる狸穴迅(まみあなじん)

 そしてもう一人の新キャストが“エロ男爵”としてバラエティ番組でも活躍している沢村一樹。新たなおっさんとして登場する狸穴迅(まみあなじん)を演じます。彼は天空不動産で新たに発足したプロジェクトチーム・ジーニアス7のリーダーで、そのチームにはどうやら東京第二営業所を離れた牧も加わっている模様。  2ショットを見る限り、さては牧狙い……? と思いきや。『おっさんずラブ』最強のヒロインである黒澤武蔵(吉田 鋼太郎)とキス寸前まで顔を近づけている衝撃的なシーンがあったのです。  さらに「はる」と編み込まれた手編みっぽいセーターを持つ姿にも注目。「はる」セーターの傍らに、「ぽん」と書かれたセーターも存在しているのです。これは、春田の呼び名が「はるたん」から「はるぽん」に変わったという意味なのか? それとも狸穴=タヌキ=「ぽん」という、武蔵の新たな恋への布石なのか?! とにもかくにも、やはり武蔵こそが今作でもキーマンになると確信したシーンでした。
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不穏な春田と牧の様子にファンは?
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