夏野菜「ズッキーニ」は生がおいしい。カップ焼きそばから前菜までぴったり
そのままが、おいしい。
夏野菜の中でも色や形のユニークさで気になるのが、「ズッキーニ」。でも他の野菜に比べて、使い慣れていない人も少なくないことでしょう。思いつくのは、バーベキューでの焼き野菜としてか、ラタトゥイユなどの煮込み料理といったところかもしれません。もっとおいしい食べ方があれば、知りたいところですよね。
そこで今回の提案は、ズッキーニを「生」で活用するというアイディア。火を使わず、おいしく楽しむ方法を3つご紹介したいと思います。
ズッキーニの外見や食感からイメージすると、キュウリとナスの中間のようにも思えますが、実はカボチャの仲間(ウリ科カボチャ属)。イタリア料理やフランス料理には一般的に使われている西洋野菜。旬は6月~8月で、今が一番おいしくて、値段も手頃なタイミングです。カボチャとは食感が全く違い、どちらかと言えば、ナスに近いフカフカ感が特徴的。しかも、加熱調理だけでなく、「生でそのまま食べられる」ということが魅力でもあります。
そこで今回は、ズッキーニを生で活用し、加熱調理不要なメニューを3つご紹介してみたいと思います。
はじめにご紹介したいのが、ジャンク感たっぷりなカップ麺をヘルシーにしてくれるアイディア。千切りにしたズッキーニを、出来立てのカップ焼きそばにからめて食べるだけなのですが、これがとっても美味。新たな食感が加わり、カリウムやビタミン類も摂取できるので、たっぷり乗せて楽しんでみてください。
続いては、もう一品欲しい時や、食欲がない時などに覚えておくと便利な、夏らしい酢のもの。いちょう切りにしたズッキーニとみょうが(千切り)、しらすをポン酢で和えるだけ。すべて目分量でOKです。
作り置き常備菜にもなるので、まとめて作って冷蔵庫にストックしておくのもオススメです。

そもそもズッキーニは、カボチャの仲間
①カップ焼きそば+千切りズッキーニ
⇒罪悪感が緩和する「ヘルシー焼きそば」に

②みょうが+しらす+ズッキーニ
⇒「さっぱり酢のもの」に

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