Lifestyle

正しい歯磨きしてる?歯周病はなんと認知症の原因に/医師監修

 あなたは毎日の歯磨きに、どのくらい時間をかけていますか? 歯磨き ある調査では、1日に約2回、1回あたりの平均時間は約1~3分という結果だったそう。しかし、歯についたプラーク(細菌)を落とすには、本来なら10~15分の歯磨きが必要になるそうです。きちんと歯磨きができていないとむし歯や口臭の原因になるだけでなく、歯を失う歯周病にもなりやすくなります。

歯周病菌がなんと認知症の原因に

「歯周病が怖いのは、口の中だけでなく、認知症や生活習慣病などにもかかわっているから」と話すのは認知症専門医の長谷川嘉哉先生。 「歯周病菌が出す毒素によって歯肉などに炎症が起こると、血液中に炎症物質(サイトカイン)が流れ込み、脳まで運ばれるとアルツハイマー型認知症の原因となるたんぱく質(アミロイドβ)が増えます。また、歯周病によって歯がなくなると食物を噛む力が弱くなり、脳への血流や刺激が減って、意欲の低下や物忘れを起こしやすくなります」  これまで長谷川先生が診察した認知症患者も、口の中に歯垢がたまり、口臭がひどい状態になっていることが多いそう。40代になると8割の人が発症するともいわれる歯周病ですが、毎日の歯磨きやうがいなどの口腔ケアをきちんと行なえば予防できます。 ならない・治す認知症 長谷川先生の近著『20万人以上を診察した専門医が教える ならない・治す認知症』では、「歯磨きが最良の予防法」と断言。そこで今回は、長谷川先生に正しい歯磨き方法を教わりました。

5分間歯磨きのコツ

歯ブラシ・ポイント1/1本を20~30回磨く 歯の汚れであるプラークをしっかり落とすには、1本1本の歯を20~30回ずつ磨きます。電動歯ブラシの場合も、歯の1本ずつにきちんと当てましょう。 ・ポイント2/動かす幅は5~10mmほど 歯ブラシはゴシゴシと大きく動かさず、小刻みに動かして1本ずつ磨きます。歯ブラシを動かす幅は5~10mm程度です。 ・ポイント3/1日1回は丁寧に磨く 1回にかける時間が5分以下では不十分。1日1回は5分以上の時間をかけて、徹底的にプラークを落としましょう。特に就寝前は念入りに。

両手&45度歯磨きをしよう

<両手歯磨き> まずは利き手で歯ブラシを持って、すべての歯を磨きます。その後、もう片方の手に歯ブラシを持ち替えて再度すべての歯を磨きます。 両手歯磨き<45度歯磨き> 歯ブラシの毛先を歯と歯肉の境目に向けて、45度の角度で斜めに当てます。そうすることで、歯周ポケットにたまっている汚れをしっかりかき出すことができます。 45度磨き
次のページ 
歯間ブラシは必ず使おう
1
2
Cxense Recommend widget


あなたにおすすめ