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自称・動物好きの彼氏の暴言にガクゼン「鳥ごときに…」だって!?

 ひと口に「動物好き」と言っても、その度合いは人それぞれ。もっとも身近な存在である彼氏や夫と温度差があることも…。
愛犬家 柴犬と男性 室内犬

写真はイメージです

子供の頃から小鳥を飼い、今もインコ2羽は大事な家族

 Y子さん(26歳)は、子どもの頃から動物が大好きで、当時は獣医になりたいという夢を持っていたほどだとか。 「頭があまり良くなかったので、その夢はだいぶ早い段階で潰れてしまいましたけどね(笑)。でも、散歩中の犬につい話かけちゃったり、道ばたに猫がいたら絶対触りにいっちゃうくらい、今でも動物は好きなんです」  ただ、Y子さんはマンション育ちでペットが禁じられていたため、犬や猫を飼ったことは無いそうです。その代わり、管理組合から許可されていた小鳥を長いこと飼っていました。  そのせいか、今でも一番好きな動物は鳥類。中でも長いこと飼っていたインコには並々ならぬ想いを抱いています。 ペットショップでモモイロインコに一目惚れ「今も一人暮らしのアパートでオカメインコとセキセイインコを一羽ずつ飼っています。二羽ともすごくなついていて、私にとっては何より大事な家族なんです」  そんなY子さん、以前街コンで知り合った男性とお付き合いをしていました。彼も動物好きであることから話が盛り上がり、一緒に動物園に行ったり猫カフェを巡ってみたり。2人の仲は急速に近づいていったそうです。 「彼はこれまで動物を飼ったことが無くて、いずれは犬と暮らしてみたいとよく言ってました。『2人で暮らしたら飼おうよ』なんて、同棲をほのめかすようなことも。  私は『でもうちには鳥がいるし……』と返していたのですが、その度に彼は“解(げ)せない”みたいな微妙な顔をしてましたね」

インコのケガ治療代が高額になったら「鳥ごときに」

 Y子さんはインコをとても大切に育てていました。毎月のように病院で健康チェックをし、餌もシードのほかにペレット(ドライ加工されたエサ)を何種類も用意。インコたちのために好物の豆苗を育てたり、無農薬の果物を買ってきたり。ネットやSNSで情報を集め、インコたちが心地よい暮らしをするための努力は惜しみませんでした。  しかし、彼はそんなY子さんの気持ちがわかりません。ついにある時、とんでもない言葉を彼女に浴びせたのです。 「鳥ごときにそんなに金をかけてどうすんの」 鳥ごとき それは、ちょうどセキセイインコがケージ内でくちばしを折るケガをしてしまい、入院代として10万円単位のお金が必要になったと話した時でした。 「確かにセキセイインコは1羽2000円もしない安価で飼える鳥です。だからといって『もう次の新しいインコを飼えばいいんじゃない?』という言葉は許せませんでした。鳥だって犬猫と同じように1羽1羽違う命なんです」

すぐ別れ話をした

 彼は動物好きとは言っていましたが、それは犬や猫などに限ったものでした。鳥だけでなくハムスターなどの小動物についてはかなり軽視していたようです。Y子さんはその瞬間に彼への気持ちがスーッと冷めてしまい、すぐに別れを切り出しました。 「もちろん、私がペットへの想いが強すぎるのはわかっています。価値観の違いは仕方ないとも。  でも、だからこそ人の大事なものを頭ごなしに否定するのは良くないと思います。もし鳥の件が無かったにしても、今後結婚生活や子育てなどでぶつかったんじゃないかと」  次にお付き合いする相手は「動物好きじゃなくてもいいから、インコたちの存在を見下さない人」がいいそうです。 ―シリーズ「私が彼に冷めた瞬間/彼が私に冷めた瞬間」― <文/もちづき千代子 イラスト/やましたともこ> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
もちづき千代子
フリーライター。日大芸術学部放送学科卒業後、映像エディター・メーカー広報・WEBサイト編集長を経て、2015年よりフリーライターとして活動を開始。度を超したぽっちゃり体型がチャームポイント。
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